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 まず、鉛蓄電池の正極、負極での反応の式(電子e-を含む式)を覚える必要があります。
 反応式を見ると、例えば負極では、鉛(Pb)と硫酸イオン(SO4-)が反応して硫酸鉛と電子が2つでてくる、ということがわかります。
 ここで、反応式では係数比=mol比になるので負極では、PbとSO4-が1molずつ反応→PbSO4 1molと電子2molが出てくる、という反応を示しています。正極でも同様に考えることができます。
 つまり電子に関しては、負極では電子が2mol飛び出し、正極では電子が2mol消費されている、ということがわかります。

 =0.10molの計算について。
 例えば鉛極の質量が96g増加した、という問題だったとします。今度は、負極の反応式について、電子では無くPbについて注目します。
Pbは反応して最終的にPbSO4なります。ここで、もともとPbにはない、SO4の分だけ質量が増加していることがわかります。(式の下にありますが、32+16×4=96gだけ増加)
 ここで反応式全体を見ると、負極では、PbSO4が1mol出来たとき電子は2mol流れていく、ということが分かります。
 つまり、もし鉛極が96g(1mol分)だけ増加しているとしたら、流れた電子は2molになることが決定します。他に198g増加したとしたら198g/96g=2より、通常の2倍、電子が4mol流れたことが決定します。(2Pb+2SO4-=2PbSO4+4e- っていう式です。)
 このことから分かるように増加した比の分だけ電子が流れるので、4.8g増加したときは電子は通常の0.05倍(4.8/96)の0.10mol流れたということがわかります。

結論は反応式を覚えて、変化前の物質量と変化後に増加した質量の比から今回は何molだけ反応したのかを導いて、流れた電子のmol数を求めてファラデー定数をかける、という感じですね。

長文で読みにくい文章すみませんでした。
分からなかったところあれば多くても大丈夫ですのでぜひ言ってください。

莉子

途中までは理解出来ました…もう少し勉強してみてそれでも続きがわからなかったら質問させていただきます!でも本当に助かりました!ありがとうございます!!

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