✨ ベストアンサー ✨
解離とはいいません。電離です。
まず、CH₃COOHは酸であること、CH₃COONaは塩であることをおさえてください。
酸や塩基は水中で電離しますが、全部が全部電離するとは限らないという話がありましたね。
それを割合で表した数値が電離度です。
電離度が0.025だった場合、百分率で2.5%が電離することになります。(実際は%で使わないので、あくまでわかりやすく説明しただけだと思ってください)
強酸、強塩基は電離度が1である。つまり、100%電離するわけですが、弱酸や弱塩基は1未満であり、全量は電離しませんね。
今は分からなくてもいいですが、これはイオン化傾向というものの差にあります。
ですから弱酸に分類される酢酸は少ししか電離しません。
ところが、塩であるCH₃COONaですがこれはイオン結晶です。イオン結晶は「非金属元素+金属元素」の組み合わせからなる物質で、陽イオンと陰イオンからできています。
イオン結晶は水に入れると完全電離です。
これもまた理由はわからなくてもいいですが、水のもつ極性引力によってイオン結合のクーロン力が断ち切られて電離するからです。
ありがとうございます!!