古文
高校生
解決済み

上二段活用と上一段活用の違がよく分かりません。

あまり詳しくないので易しめに教えて下さると嬉しいですm(*_ _)m

回答

✨ ベストアンサー ✨

上二段活用
活用の形が、
未然形「i(い)の音」
連用形「i(い)の音」
終止形「u(う)の音」
連体形「uる(うる)の音」
已然形「uれ(うれ)の音」
命令形「iよ(いよ)の音」となるものがiとu(いとう)の音で活用するので上二段活用です。
ヤ行上二段活用である、老ゆ(おゆ)・悔ゆ(くゆ)・報ゆ(むくゆ)はよく間違えやすいので覚えておくとよいです👍

上一段活用
活用の形が
未然形「i(い)の音」
連用形「i(い)の音」
終止形「iる(いる)の音」
連体形「iる(いる)の音」
已然形「iれ(いれ)の音」
命令形「iよ(いよ)の音」となるものがすべてi(い)の音で活用するので上一段活用となります。
上一段活用の動詞は
着る・似る・煮る(にる)・干(乾)る(ひる)・見る・射る(いる)・鋳る(いる)・居る(ゐる)・率る(ゐる)
が主に使われます。
ヒ・イ・キ・ニ・ミ・ヰると覚えておくと上一段活用の動詞か、判断しやすくなります。

上二段活用と上一段活用は未然形と連用形が同じですが、他は異なるので終止形や連体形で判断するとよいです☺️

のん

とてもわかりやすくありがとうございます!
ズラーッと書いて下さり嬉しいです!!
もし動詞だけ出されて活用する時
伸ばして言った時「い」になるのが上一段活用、
上二段活用はどんな動詞で使えるのですか?
本当に古文が出来てなくて😭

まっちゃ

その場合は自分で判断するのは難しくなります。なので、上一段活用の動詞だけを覚えておきましょう。
覚えるのは「ヒイキニミヰる」だけです。
動詞 似る(にる)・煮る(にる)・
ヒ→干(乾)る ひる
イ→射る(いる) いる
鋳る(いる) いる
キ→着る きる
ニ→似る にる
煮る にる
ミ→見る みる
ヰる→居る ゐる
率る ゐる

高校生のほとんどは上一段活用を上二段活用と見分けるために
「ヒイキニミヰる」
と言う語呂合わせを覚えています。
その上でこの語呂合わせに入らない他の動詞は上二段活用であると判断するのがベストです😊

まっちゃ

上二段活用は伸ばしたとき「い」になるもので上の上一段活用の動詞でないものです。
例えを挙げると、
ずをつけて未然形が「い」の音になる
起く(おく)→起き(ず)
過ぐ(すぐ)→過ぎ(ず)
朽つ(くつ)→朽ち(ず)
などとなります。中にはややこしいものもありますが、勉強していくなかで覚えていけばよいと思います。
長文すみません🙇‍♀️

のん

長文でありがたいです!!😭
よく分かりました。
とてもわかりやすいのでまた分からないことがあればよろしくお願い致しますm(_ _)m

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