回答

まず、天体の分野では自転と公転の違いを覚えてください。
角度(どれだけ移動するか)は、「どれだけの時間で1周するか」から導くことができるので、忘れたら※のように求めてください。

【自転】
地球が地軸を中心として(北から見て)反時計回りに回転すること
※1日で一周(360°回転)している(=360°/1日=360°/24時間=15°/1時間)
【公転】
地球が太陽を中心として(北から見て)反時計回りに回転すること
※1年で一周(360°回転)している(=360°/1年=360°/12ヶ月=15°/1ヶ月)

(1)
「Aの位置が春分」の記述があるため、公転の向きを見ながら夏至の位置を確認(Bの位置)
太陽と地球、月の位置関係を掴むための図をかく(私が普段書くのは写真のような図。円の中央が地球、円の上に乗っているのが月)
図のように、とにかく太陽の光の当たらない面を斜線で塗る
地球から見た月の見え方(月の形)を考える(慣れるまでは頭の中だけで考えようとせず、紙を回しながら考えると楽)
与えられた図のような形の半月が見えるのは、え の位置に月があるときで、それが南の空に見えるのは明け方の位置に観察者がいるとき。
このとき、地球から見て月は、「うお座」の方向にあることがわかります。

秋茜

(2)
問題の中には考えるために必要な図はないので、自分で図をかきながら考えます(この形式だと図を書いたほうがわかりやすいかも)
この問題では先にコメントした「30°/2時間(※)」と「30°/1ヶ月」の情報を使います
時間が進むときと、時間が戻るときで星の移動向きが異なるので気をつけてください

問題文に書いてある情報をすべて図としてかき起こします。
まず、地平線と観測者の位置、南中の方向に星(午前0時に見えることをメモ)をかきます。
同日の午前6時に見えるのは、南中の位置から何°移動した位置かを考えます(30°/2時間より、6時間で90°)
何ヶ月「後」の午前6時に南中して見えるようになるのは、図より270°(=360°-90°)移動したら。
270°移動した位置に星が見えるようになるのは9ヶ月(=270°/30°)後

秋茜

書き忘れを見つけたので追記。
自転と公転の説明は、「地球の」自転と公転の説明になります。

ありがとうございます。理解出来ました!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?