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たとえば、1枚の10円玉を投げるという「試行」と1個のサイコロを投げるという「試行」について、これらは互いの結果(事象)に左右されずに結果が出ます。
このような試行を独立試行と言います。1つのサイコロを連続して何回か投げるという試行もその1回1回が独立試行になります。
一方、「1つの試行」で考えられる結果(事象)において、共通する結果が得られないものを排反といいます。
たとえば、1つのサイコロを投げて「偶数が出る」という事象と「奇数が出る」という事象は排反です。ですから「6の約数が出る」事象と「奇数が出る」事象では排反になりません。