熱する理由としては反応をスムーズに起こすためです。
工場の生産ラインで例えると、材料からできた製品を出荷しますよね。出荷せずにためてしまうと工場はストップします。これと同じように、できた一酸化炭素は水に少し溶けます。水に一酸化炭素がたまっていけばこれ以上溶けない状態になり反応が行き詰まります。そこで、加熱を行うことで、水に溶けていた一酸化炭素を気体として飛ばすことで新たな一酸化炭素が作られて反応が円滑に進むようになります。
※気体は基本的に液体の温度が上がると溶けにくくなります。コーラがぬるくなると気が抜ける現象と同じです。
とても丁寧な回答有難うございます!
化学が苦手な馬鹿の質問なので大変申し訳ないのですが
で反応後発生した溶液に発生した気体が溶ける場合、大抵のとき加熱してるのでしょうか?全て、は分からないのは分かりますので大抵の場合、でお答え頂ければ嬉しいです。
また、関係ないのはわかったのですが、熱濃硫酸と熱された濃硫酸が別物なのかどうかだけ教えて頂くことは可能ですか??
アンモニアの発生の時も加熱するね。
加熱には反応を進めるために行うこともあります。
はっきりとは分かりませんが、熱濃硫酸と表記がある場合は酸化還元反応にかかわるが、熱されたといった場合は触媒として考えればいいと思います。
とても詳しく教えていただき、有難うございます!!!
通知が流れてしまっていて返信が遅くなり申し訳ありません…
熱濃硫酸は酸化力がありますが、ここでは触媒として働いているので、そこは関係ありません。