✨ ベストアンサー ✨
弱酸や弱塩基の電離ではなくて、遊離ですか?
どうなんでしょう。
弱酸遊離は発熱してもいいような気がするのですが、その元となる資料は何ですか?写真で見たいです
簡単にいいますね。
結合が強くてH⁺を出しにくいから弱酸なのです。ってことはどこからかエネルギーを貰わないと結合が切れないですね。だから吸熱です。
こんなイメージで良いかなと
なるほど
ありがとうございます!
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弱酸や弱塩基の電離ではなくて、遊離ですか?
どうなんでしょう。
弱酸遊離は発熱してもいいような気がするのですが、その元となる資料は何ですか?写真で見たいです
簡単にいいますね。
結合が強くてH⁺を出しにくいから弱酸なのです。ってことはどこからかエネルギーを貰わないと結合が切れないですね。だから吸熱です。
こんなイメージで良いかなと
なるほど
ありがとうございます!
まず、塩が生じる反応は色々ありますが中和反応で
塩が生じることは解りますよね。
次に、酸と塩基で電離度の大小で酸であれば強酸・弱酸、
塩基であれば強塩基・弱塩基に分けられていますよね。
●酸(塩基)由来の塩または●酸(塩基)の塩というのは
その塩を中和反応で作る際に使用する酸または塩基に着目した場合の
強弱、つまり強酸や弱酸、強塩基や弱塩基の事を言っています。
塩化ナトリウムを例にとると塩化ナトリウムは塩酸と水酸化ナトリウムの
中和で生じる塩ですよね。
そのため、"酸"に着目した場合、塩化ナトリウムを中和反応で作るために
使用する酸は強酸である塩なので強酸の塩になります。
逆に"塩基"に着目した場合、塩化ナトリウムを中和反応で作るために
使用する塩基は強塩基である水酸化ナトリウムなので強塩基の塩になります。
つまり、塩化ナトリウムは"酸"に着目した場合、強酸の塩であり
"塩基"に着目した場合、強塩基の塩になることになります。
このように、その塩を中和反応で作る際に使用する酸or塩基に
着目して●酸(塩基)由来の塩または●酸(塩基)の塩と呼んでいます。
次に弱酸・弱塩基遊離反応の原理は化学平衡の範囲で習うので
そこまで習っているか知りませんが、弱酸遊離の反応である
酢酸ナトリウムと塩酸の反応を例にすると
酢酸ナトリウムが水に溶けると以下のように電離しますよね。
CH₃COONa→CH₃COO⁻ + Na⁺ …①
ここで、酢酸は弱酸なので酢酸が電離は
CH₃COOH⇋CH₃COO⁻ + H⁺ …②
のように電離した物もまたくっ付いて元に戻るようなことが
起こるため溶かした分の一部がある一定の割合で
電離している状態になります。
そのため、①の電離で生じたCH₃COO⁻の一部は
H⁺を受け取ってもとに戻りたい状態になるので、
水の電離で生じたH⁺を受け取ってCH₃COOHになっています。
CH₃COO⁻ + H₂O⇋CH₃COOH + OH⁻ …③
ここに強酸である塩酸を加えると塩化水素の電離で生じた
H⁺が水溶液中に供給されます。
塩化水素は酢酸と違って電離したらほぼ電離したままであり、
水溶液中のCH₃COO⁻はH⁺を受け取りたいのでH⁺を受け取って
CH₃COOHになります。
ここで生じたCH₃COOHはまた電離すると思いますが、
CH₃COOHの電離度は小さいですし、電離しても水溶液中には
電離度が大きい塩化水素の電離で生じたH⁺があるので
H⁺を受け取って元に戻ってしまう②の左側への反応が起こります。
見方を変えれば電離できない状態になります。
結果的に
CH₃COONa + HCl→NaCl + CH₃COOH
となり弱酸であるCH₃COOHが生じます。
このように弱酸の塩に強酸を加えると電離度の関係から
弱酸の塩で生じた弱酸の電離でも生じる陰イオンがH⁺を
受け取って弱酸が生じ、残ったイオンから強酸の塩が生じます。
弱塩基遊離反応の場合も考え方は同じで弱塩基由来のイオンによって
反応が起こります。
以上です。
質問があればいつでもどうぞ。
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回答ありがとうございます
間違えてました 電離です
教えていただけないでしょうか?