✨ ベストアンサー ✨
幾何異性体は、二重結合や環構造をもつ場合、結合の回転が起こらないために立体配置の異なるものが生じることです。つまり、幾何異性体はシス・トランス異性体だけではありません。
しかし炭素原子に結合しているものが全て異なるときも、異性体はあります。それを区別するにはEZ表記というものがあります。大学の内容になりますが分かりやすいもので言うと、写真のようなものです。
EZ表記は簡単に言うと炭素原子に結合している原子の原子番号が大きいものを高順位とし、"高順位がトランス位になるものをE異性体"、"高順位がシス位になるものをZ異性体"として幾何異性体を区別する方法です。
ちなみにゲストさんの写真のものでは、軸となる炭素原子に結合している原子が炭素原子のものが3つあり、原子番号の順位が引き分けとなっていますね、引き分けた場合、その次の原子の原子番号を比べていきます。
ゲストさんのものでは、CとOを比べるとOの方が原子番号が大きく、高順位となります。それがシス位にあるのでZ異性体と言えます。
大学で習う内容ですから全て理解する必要はないですが、イメージとしてそう区別する方法があると知っていると幾何異性体の理解が深まるかと思います。それにしても、幾何異性体でシス・トランスに当てはまらないものについて疑問をもつなんて素晴らしい探求心です(*´-`)それに応えようと少し長くなってしまいました。ごめんm(._.)m
いーえ(’-’*)♪
そういうものがあるんですね!光学異性体のSRみたいなのを思い出しました
ありがとうございましたm(_ _)m