円順列(n-1)!の公式は、
全員がどこに座るか自由であることを大前提としています
(2)の解答は固定して考えているから、
固定する=回転できない
ので、円順列ではなく単なる順列になります
(1)も誰かを固定すれば、円順列ではなくなります
固定したくなければ円順列で考えることもできます
大人Aの向かい側は必ず大人Bが来るので、
このままでは自由に回転できません
(円順列(n-1)!は、全員がどこに座るか自由なのが前提)
そこで、大人Bを一旦外します
残り9人の円順列で(9-1)!=8!
そのどの並びに対しても、大人Bの入れ方は
「大人Aの向かい側」1通りなので8!×1=8!です
問題が少しでも難しくなると、
現実的に円順列の公式は通用しなくなるので、
「固定する」考えの方が汎用性があります
こちらの考え方も理解するのがよいです