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α=-2√3/3よりα<0であることがわかっています。
一般的に、面積を求める時は ∫ [1,2]f(x)dx(1から2まで積分)のように、上端に大きい数を置いて計算します。ですがグラフからもわかる通り、aから0の間ではf(x)<0であるので、∫ の中身は正にして計算するので、∫ [0,α]{-f(t)}dt(>0)のようにおいています。ここで選択肢を見てみると、例えば0ではg(α)>g(0)です。g(α)-g(0)=∫ [α,0]f(t)dtなので、∫ [0,α]{-f(t)}dtの上端と下端を入れ替えればg(α)>g(0)が証明出来るよね、ってことです。
①は、g(β)>g(0)
グラフをみればわかりますが、0<x<βの範囲ではf(x)<0です。ですから、先程と同じように考えると上端には数の大きいβを置き、∫ の中身は正にして、∫ [β,0] {-f(t)}dt>0
( ∫ の中身が正なので、β>0からβを代入したものから0を代入したものを引いても正になります)
確かめたいのはg(β)-g(0)=∫ [β,0]f(t)dt>0ですから、∫ [β,0] {-f(x)}dxを変形すると ∫ [β,0]{-f(t)}dt=-∫ [β,0]f(t)dt>0となるので、∫ [β,0]f(t)dt<0です。解説に則って考えましたが、この選択肢はグラフを見れば∫ [β,0]f(t)dt<0がわかりますのでこんな計算はしなくても、パッと見てバツだと考えることもできます。
③α=-2√3/3<1<βで、α<x<βではf(x)<0ですから、同様にα<x<1でもf(x)<0です。
①と同じように考えると、∫ [1,α]{-f(t)}dt>0
g(α)-g(1)=∫ [α,1]f(t)dtは、∫ [1,α]{-f(t)}dtを変形したものになるので∫ [α,1]f(t)dt>0、よってg(α)>g(1)
④は合っていますが、わからないのは②のほうでしょうか。一応、解説を載せておきます。これは③とは逆です。なぜかというと1<βだからです。g(β)-g(1)=∫ [β,1]f(t)dtですが、βは1よりも大きく、1<x<βの範囲ではf(x)<0なので、∫ [β,1]f(t)dt<0だとわかります。(∫の中身が負のため)
③と同様に計算しても同じように証明ができます。
丁寧にありがとうございます!
しっかり読ませて頂きます🙇🏻♀️🙇🏻♀️