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希望の助動詞「まほし」「たし」は、どちらも「~たい」と訳すことが出来る助動詞です。
この2つの違いは、接続です。
「まほし」は未然形接続、「たし」は連用形接続です。つまり、「まほし」の直前には未然形の活用語が、「たし」の直前には連用形の活用語がきます。
これを踏まえた上で、問題を解いてみましょう。
1の①では、「たし」がありますね。「たし」は上に書いた通り、連用形接続です。なので、「死に」という動詞は連用形であることが分かりますね。
「死ぬ」は、ナ行変格活用の動詞です。「往ぬ(いぬ)、去ぬ(いぬ)」もナ変動詞なので、合わせて覚えておきましょう。
よって、答えは、「ナ行変格活用、連用形」です。
1の②は、「まほし」がありますね。「まほし」は上に書いた通り、未然形接続の助動詞です。なので、「聞か」は未然形であることが分かります。未然形の時に「a」の音になるのは、四段活用でしたね。
カ行四段活用は「か・き・く・く・け・け」のようになり、「か」は「a」の音だと分かりますね。
よって答えは、「カ行四段活用、未然形」です。
2の①では、「行か」とあります。「a」がつくということは、これまでカ行四段活用の未然形ですね。よって、空欄には、未然形接続の「まほし」が入ります。文が終止しているので、形を変える必要はありません。
※「たし」は絶対ありえないですよね..
答えは、「まほし」です。
2の②は、「行き」という動詞がありますね。さっきと同じ、カ行四段活用動詞「行く」の連用形ですね。ということは、連用形接続の「たし」が空欄に入ります。もちろんそのままではいけません。
空欄の下を見ると、逆説の接続助詞「ど」があります。この「ど」は、已然形に接続する助詞です。
よって、空欄は已然形になることが分かります。
「たし」を已然形に変えて、「たけれ」となります。
※「まほしけれ」はありえないですよね..
答えは、「たけれ」です。
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①は「まほし」、②は「たけれ」ですよ。
①に「たし」、②に「まほしけれ」を入れることは出来ません。