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本文がないのでなんとも言えないですが、以下参考にしてください。
①過去の助動詞「き」「けり」の違いですが、
「き」は、直接経験した過去の出来事について述べるものです。
「けり」は、間接的に知った過去の出来事について述べるものです。
竹取物語の有名な文で、
「今は昔、竹取の翁といふものありけり。」
というのがあります。
ここで使われている「けり」は、「竹取の翁というものがいた」という、自分が経験したのではなく、誰かから聞いたりして知ったことについて述べていますね。大袈裟に言えば、「竹取の翁というものがいたそうだ」的なニュアンスですね。
②打消の助動詞「ず」は未然形接続です。以下が打消の助動詞「ず」の連体形「ぬ」になる時です。
未然形+「ぬ」、「ぬ」+体言、係助詞「ぞ」「なむ」「や」「か」の結びの「ぬ」
完了の助動詞「ぬ」連用形接続です。以下が、完了の助動詞「ぬ」の終止形「ぬ」になる時です。
連用形+「ぬ」、「ぬ」で文が終わっている場合、「ぬ」+「べし」、「ぬ」+「らむ」、「ぬ」+「めり」、「ぬ」+「らし」
※「べし」「らむ」「めり」「らし」は終止形接続の推量の助動詞です。
③「うつくしう」は、形容詞シク活用「うつくし」の連用形「うつくしく」のウ音便「うつくしう」です。
「(小さくて)可愛らしい」「愛しい」といった意味があります。
「けうらなる」は、形容動詞ナリ活用「けうらなり」の連体形です。
「清らかで美しい」といった意味があります。
本文が分からないので予測になりますが、「うつくしう」は序盤で、「けうらなる」は終盤で出てきているのでは無いでしょうか。もしそうであれば、誕生したばかりのかぐや姫は小さくて可愛らしく、かぐや姫が成長したことで(1人の女性として)清らかで美しくなったのではないでしょうか。
④本文がないのでわかりません。ですが、完了の助動詞の「つ」と「ぬ」にはちょっとした違いがあります。
「つ」は、人為的、意志的な動作を表す動詞につく場合が多く
「ぬ」は、自然的、無意志的な作用を表す動詞につく場合が多いです。
例えばですが、「なよ竹のかぐや姫とつけつ。」の「つ」は、「つけ」(名付ける)という、人によって行われる動作を表す動詞についていますよね。
⑤本文がないので、ごめんなさい分かりません。
間違っていたらすみません。
ご回答ありがとうございます!