数学
高校生
解決済み

(3)が分かりません。
どういう発想でtをこのように置いたのか。
t→+0はどうして?

148 第5章 微分法 基礎問 81 微分法の不等式への応用 > (1)x>0 のとき,f/12+x+1 が成りたつことを示せ. (2)lim=0を示せ. (3) limrlogz=0 を示せ. +0 y=er 上の点(0, 1) における接線を 求めると, y=x+1 になります。 こ のとき,右図より y=e² が y=x+1 149 y=ez y=x+1 より上側にあります. だから, x>0では x+1,すなわち, f'(x)>0であることが わかります. -1 10 T (2)>0のとき,(1)より > 付して. r2+x+1> 2 2 IC 精講 (1) 微分法の不等式への応用はⅡB ベク 97 みです. 考え方自体は何ら変わりはありません。 ⅡB ベク 98 で学習済 ∞ lim 20 だから、はさみうちの原理より I lim=0 (2)は78に,(3)は演習問題 79 にでています。 注 解答では,x+1を切り捨てていますが, そのままだと次のように 大学入試で,これらが必要になるときは, Ⅰ. 直接与えてある (78) II. 間接的に与えてある (演習問題 79) Ⅲ. 証明ができるように、使う場面以前に材料が与えてある (81 のいずれかの形態になっているのがフツウですが, たまに, そうでない出題も あります。 だから,この結果は知っておくにこしたことはありません。もちろん, 証明 の手順もそうです.(1) や (2)で不等式の証明 (3)で極限という流れは44,45で 学んだはさみうちの原理です. (1) f(x)=- 解答 +x+1) とおく. 導関数単調なら 元も単調 プラス f(x)は常にチン なります。 0< 2x 2 x2+2x+2 より 2 x+2+ I (3)(2)において,r=log- og / とおくと,t+0 のとき,x→∞ *†, e² = elog = 1, x=-logt だから, lim(-tlogt)=limax=0 t→+0 また, lim (-tlogt)=-lim (tlogt) 1 t+0 t+0 limtlogt0 すなわち, limxlogx = 0 t→ +0 x+0 f'(x)=e-(x+1), f"(x)=e²-1 のちて分からない >0 のとき,> が成りたち, f(x)>0 接線傾きつまり f(x)の上昇、下降 したがって、f'(x)はx>0 において単調増加。 を表す! ここで,f'(0)=0 だから, x>0 のとき,f'(x)>0 よって, f(x)はx>0において単調増加. ここで,f(0) =0 だから,x>0 のとき, f (x)>0 ゆえに、x>0のとき、12++1 ポイント IC lim =0 lim log x 8 et →∞ I 演習問題 81 =0 lim xlogx=0 x+0 (1)x>0 10g を示せ. (2) lim log x I -= 0 を示せ. 第5章

回答

✨ ベストアンサー ✨

もし私が初めてこの問題を見たらどう考えてどう解くかをすべて書いてみましたのでよければご覧下さい

まず、式を見てみると、e^xの逆関数がlogxで、(2)ではx→∞なのに(3)ではx→+0と、全体的に(2)と「逆」だなという気がします。その「逆」になるような変数変換をすれば、(2)が使えて解ける気がするなと思いつつ試行錯誤していきます。

まず考えたいのは関数のイメージです。e^xとxとlogxは極限頻出の関数で、この順に速く発散する、というようなイメージはあるかもしれません。それに関連して、e^xとxの関係と、xとlogxの関係ってなんか似てるような気がしませんか?具体的に言えば、

e^xについて、xをlogxで置き換えると、xになります
xについて、xをlogxで置き換えると、logxになります

このことから、添付画像上図のような対応がある事が分かります

今回は、e^xとxの式を用いてxとlogxの式を示したいので、2つをセットにして、x→logxと変換すれば
 (e^x,x)→(x,logx)
となり、(その組み合わせ方は別として、)「必要な関数」は全て揃います。なのでとりあえずx=logyと置いてみると、x→∞のとき、y→∞で、
 lim[x→∞] x / e^x = lim[y→∞] logy / y
結構惜しいですね

違いを修正しましょう。(3)は極限を飛ばす先が無限大ではなく+0なので、y→∞のときz→+0となるような関数zであって、分母にあるyを分子に持ってこれるようなものとして、とりあえず
 z=1/y
を考えてみます。これを代入すると、
 lim[y→∞] logy / y
 = lim[z→+0] (-zlogz)
マイナスは付いてしまってますが、もう解けますね。解答書くならここからです。今の流れを逆に辿って、
『lim[z→+0] (-zlogz)
 =lim[y→∞] logy/y (∵z=1/yとおいた)
 = lim[x→∞] x / e^x (∵y=e^xとおいた)
 = 0 ((2)より)』

一応変数をxに戻して、マイナスを付けて(と言っても0なので変わりませんが)完成です
『よって、
 lim[x→+0] (xlogx) = - 0 = 0
          (証明終了)』

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回答

基礎問の(3)の解き方があまり良くないと思ったので、
画像のような解説をしてみました。緑で書いたところなど、
誤解されるかもしれませんので、そのときは質問して下さい。

数学 数学3 微分法 微分法と不等式 極限の求め方
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