化学
高校生
平均分子量の問題です。
紫のマーカーをした部分がよくわかりません。
また, アボガド
単位に「個
えやす
Unit
溶液の
2
章末問題
と
生じた
夜
の濃
質量
× 10
濃度
濃度
c[m
34
問1 次の各問いに答えよ。
(1) 二酸化炭素 1.1g中に存在する酸素原子の数は何個か。 最も適当な数値を,次の①
~⑥のうちから一つ選べ。 1個
1.5 x 1022
3.0 x 1022
6.0 x 1022
④ 1.5 × 1023
3.0 x 1023
6.0 x 1023
(2) 質量パーセント濃度がα (%) で密度がd (g/cm²) の水溶液がある。溶質の分子量を
Mとすると,この水溶液のモル濃度は何mol/L か。 最も適当な式を,次の①~③の
うちから一つ選べ。 2 mol/L
ad
ad
10ad
100ad
10M
M
M
M
10M
M
M
M
⑥
ad
ad
10ad
100ad
問2 次の文章を読み, 下の各問いに答えよ。
715g
注射器を用いて気体の分子量を求める実験を行った。 ただし, 実験中の温度は25℃
大気圧は 1.0 × 10 Pa ですべて一定であったとし,原子
量 N =14016 Ar = 40 とする。
8/201
【実験1】 図のような注射器を準備し, ピストンを押して
注射器中に気体がない状態で質量を測定した。
N2
【実験2】 この注射器に窒素を入れたところ, 体積は120mLを示した。 また, 窒素が
N2
入った状態で測定した注射器の質量は実験1の注射器より0.14g増加してい
た。
A
【実験3】 ピストンを押して注射器から窒素を追い出し, 注射器の中に気体がない状
態にした。 その後、 ある混合気体 A を注射器に入れたところ, 体積は100mL
Mol を示した。 また, 混合気体が入った状態で測定した注射器の質量は実験1
の注射器の質量より0.15g増加していた
X
(1) 混合気体 A の平均の分子量はいくらか。 最も適当な数値を,次の①~⑥のうちか
Hmol
ら一つ選べ。 3
① 33
② 34
③ 35
4 36
⑤ 37
(6 38
(2) 混合気体 Aは酸素とアルゴンで構成されていた。 混合気体 A中の酸素の体積百分
率 (%) として最も適当な数値を、次の①~⑥のうちから一つ選べ。 4 %
40 ④ 50 ⑤ 60
① 20
(2 30
70
表す
の体積
Unit
2
章末問題歌
舞台
物質量と化学反応式
解
(答)
問1(1) ②
(2) ③
問2(1) ④
(2)④
問3 (1) ③ (2) ⑤
(3)④
011 a
問1(1) 二酸化炭素の分子式は CO, なので1分子中に2個の酸素原子が存在する。 二
酸化炭素の分子量は44 なので、
1.1g
-X 6.0 x 1028 /mol x 2 = 3.0 × 1022 答は②である。
44 g/mol
(2) 溶液 1L (1000mL=1000cm) で考える。
1000cm
1L
a
xd (g/cm³) X-
×
100 M(g/mol)
OH
Unit
m1 物質の構成と化学結合
出題のねらい (問1)
(1)は気体の質量と原子の数
との関係 (2) は質量パーセ
濃度とモル濃度との関
係をそれぞれ理解してい
るかを問うた。
10ad
(mol/L)は③である。
0000密度(g/cm²)
質量(g)
J. Jom B.1
体積(m²)
Unit
2物質量と化学反応式
✓ 問2 (1)
問2(1) この実験は同温, 同圧で行われているが, 実験2の窒素の体積は120mL,
実験3の混合気体 A の体積は100mLで同じではない。 そこで, 混合気体 A
の体積を窒素と同体積に換算し、アボガドロの法則を利用して窒素 (分子量
28)と質量を比較することにより、混合気体 A の平均の分子量を算出する。 実
験3の結果より, 体積が120mLのときの混合気体Aの質量をx(g) とすると,
100mL : 0.15g=120mL x (g) x = 0.18g
したがって、 混合気体 A の平均の分子量は,
28×
0.18g.
0.14g
=36 答は④である。
◆アボガドロの法則
同温 同圧のもとで、 同体
積の気体は、気体の種類に
関係なく、同数の分子を含
む。
001
82.1 x
lom
028
0001
DX 1100 S
(2) 酸素とアルゴンの分子量は32と40である。 酸素の体積百分率をy (%) とす 0
特集
Unit
3 酸と塩基
32y+40 (100-y)
ると,
1 = 36 y = 50%答は④である。
100
問3(1) 表の結果を方眼紙にプロットすると、 右の図
一酸化炭素の物質量
のようになる。 炭酸カルシウムを7.0g以上加
えたとき、二酸化炭素の発生量は一定となるこ
とがわかる。 したがって, 過不足なく反応する
ときの炭酸カルシウムの質量は7.0gである。(mol)
答は③である。
(2) この反応の化学反応式は, CaCO3+ 2HCl →
8.89-001 x
0.10
出題のねらい (3)
0.08
0.06
0.04
0.02
0 0 2 4 6 8 10
炭酸カルシウムの質量(g)
CaCl2+ CO2 + H2O である。
塩酸のモル濃度をx (mol/L) とする。 図より, 二酸化炭素が0.070 mol 発生
したところで反応が止まっていることがわかる。 化学反応式から,塩酸の物質
量は二酸化炭素の物質量の2倍なので
50
x (mol/L) X-
1000
L=0.070mol ×2 x = 2.8mol/L答は⑤ である。
(3) 7.0gが反応する炭酸カルシウムの最大量である。 炭酸カルシウム10gを加
えたとき反応せずに残っている質量は, 10.0g -7.0g = 3.0g
CaCO3 の式量は100なので,
100g/mol
3.0g -= 0.030 mol 答は④である。
炭酸カルシウムと塩酸を反
応させる実験を題材に、化
学反応式の係数の比と化学
反応における物質量の比と
の間の関係を理解できてい
るかを問うた。
共通テスト
100
対応力UP!
共通テストでは,表で与え
られた数値をもとにグラフ
を描き, それを利用して計
算や考察する問題が出され
る場合もある。 正確に計算
する力に加えてデータを
適切に扱う力も求められる
ので、実験や探究活動を通
じてデータの扱いに慣れて
おこう。
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