化学
高校生
解決済み

NaHCO3とNa2CO3の性質の違いについて考察していたのですが,わからなくなったので質問したいです😢

・塩基性はNa2CO3の方が強い
CO3^2-とHCO3^-の加水分解に注目しました。CO3^2-の方が電荷が大きいのでH2Oからプロトンを引き抜く力が強く,下式の反応が進行してOH^-を生じやすいからだと考えました(多分あってる?)。
CO3^2- + H20 → HCO3^- + OH^-

・溶解度はNa2CO3の方が大きい
最初は溶解平衡を考え,Kspの値が小さいほうが沈殿を生じやすいという点からそれぞれのKspを計算して比較しようとしました。ただ,飽和時の各イオンの濃度もわからないしKspの実験値もわからず,そもそも溶解度積を用いて考察することができるのか?と行き詰まってしまいました。そもそも,物質の溶解度を(実験によらず)定性的あるいは定量的に議論することは可能なのでしょうか?手元の参考書では「水和殻」を用いて考えているのですが,いまひとつ理解できません(同種の水和殻は接近しやすい→沈殿?)🥲

理論化学 炭酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム 溶解度 加水分解 水和殻

回答

✨ ベストアンサー ✨

単純に以下考えます(私見です)。

NaHCO3とNa2CO3はどちらも塩基性。

NaHCO3はNa+とH+がついている
Na2CO3はNa+が2つついている。だから、H+よりNa+が2つある方が塩基性が強い。

プロトン引き抜きとかの話はあるでしょうが無し。

溶解度は、アルカリ金属の炭酸塩は水に溶けやすい。したがって、
NaHCO3とNa2CO3なら、NaHCO3の方が溶けにくい。Na2CO3は溶けやすい。

詳しくは溶解度積を考えたりしないといけないんでしょうが、定性的ならこの程度で良いのかと🙇

aoi

なるほど!Na+の数に注目してるのは,イメージとしてはNaOHの塩基性っぽさを考えているんですか?

溶解度については,アルカリ金属であれば炭酸塩の方が水に溶けやすい(傾向がある)ということで覚えておきます!また機会があればさらに自分で調べてみます😭

🍇こつぶ🐡

Na+の数に注目してるのは,イメージとしてはNaOHの塩基性っぽさを考えているんですか?
>H+が入る方がNa+のアルカリを下げるかと。
2Na+なら、アルカリ下げるH+が無いから強いかと。

溶解度については,アルカリ金属であれば炭酸塩の方が水に溶けやすい(傾向がある)ということで覚えておきます!
>アンモニアソーダ法では、Na2CO3が欲しいが、直接取り出せない。そこで溶解度の小さいNaHCO3を作ります。溶解度が小さいため、加熱分解させることにより、Na2CO3を作り出します。そんな知識があれば、NaHCO3が溶けにくく、Na2CO3が溶けやすいにつながるかと🙇

aoi

理解しました!アンモニアソーダ法も絡めて覚えておきます,ありがとうございました!

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