古文
高校生
解決済み

助動詞についての質問です。
左ページ最初の「多かりける」の「ける」の文法的意味がよく分かりません。ネットで調べてみたら、「詠嘆」となっていましたが、何故かもよく分かりません。説明をお願いします。

たまかつま 玉勝間 ことば 兼好法師が詞のあげつらひ 兼好法師が徒然草に、「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。」 とか言へるは、いかにぞや。 いにしへの歌どもに、花は盛りなる、月はくまなきを見たるよりも、花の もとには風をかこち、月の夜は雲をいとひ、あるはち惜しむ心づくしをよ めるぞ多くて、心深きもことにさる歌に多かるは、みな花は盛りをのどかに 見まほしく、月はくまなからんことを思ふ心のせちなるからこそ、さもえあ らぬを嘆きたるなれ。いづこの歌にかは、花に風を待ち、月に雲を願ひたる はあらん。 さるを、かの法師が言へるごとくなるは、人の心にさかひたる、 のちの世のさかしら心の、つくりみやびにして、まことのみやび心にはあら ず。かの法師が言へることども、このたぐひ多し。みな同じことなり。 すべて、なべての人の願ふ心に違へるを、みやびとするは、つくりことぞ LO 1兼好法師 1.7 2徒然草 →2.7 3花は盛りに・・・ 『徒然 七段の冒頭。 4つくりみやびわ あ 多かりける。恋に、逢へるを喜ぶ歌は心深からで、逢はぬを嘆く歌 して、心深き

回答

✨ ベストアンサー ✨

なぜ「詠嘆」になるかは、作者がこの文章にて自分の考えを言い表してるからです。

「けり」はたしかに過去の意味もありますが、かなり多い割合で「詠嘆」でとります。見分け方は大体、“和歌“や
“会話文“の中にある時の「けり」は「詠嘆」になります。

もしかして、なぜ「けり」じゃなくて「ける」になるかの解説も必要ですか?

Nissi

ありがとうございます!
「ける」になるのは、直前の「ぞ」によって係り結びが成立してるからですよね?

kake

そゆことです!

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