古文
高校生
解決済み

古文です(係り結び)
問いの答えはハなのですが、
なぜ傍線①がいへりければにかかるのですか?

問二 二重傍線部①「もとに」はどの部分に係るか。適当なものを一つ選べ。 イニまかる ロ慰みやする ハいへりけ れば ニ いにけり
【チェックテスト】 がとけたので また、男、いささか人にいはれさわがるることありけり。そのこと、いとものはかなきそら ごとを、あためける。人の作りいでていへるなりけり。さりければ、かう心憂きことと思ひな ぐさめがてら、心もやらむと思ひて、津の国の方へぞいきける。しのびて知る 「もとに、 かうてなむまかる。憂きことなど慰みやするといへりければ、 世の憂きを想ひながすの誤ならばわれさへともにゆくべきものを とある返 はら ちが とて、いにけり。 たりける。 憂きことよいかで聞かじと祓へつつ違へながすの浜ぞいざかし いきつきて、長洲の浜にいでて、網引かせなど遊びけるに、うらうらと春なりければ、海いと のどかになりて、夕暮になるままに、いつの間にか思ひけむ、憂かりし京のみ恋しくなりゆき ければ、思ひながめつつ、心のうちにいはれける、 とぞながめくらしける。 はるばると見ゆる海べをながむれば涙ぞ袖の潮と満ちける さて、その朝に、さなむありしと文に書きて、京の、かのまかりまうしせ人のもとにひ あしびた なぎさなる袖まで潮は満ち来とも 葦火焼く屋しあれば干ぬらむ などなむいひおこせたりける。さりければ、久しくも長居せで、帰り来にけ

回答

✨ ベストアンサー ✨

といへりければ、とあるので、直前の「かうて〜慰みやする」は台詞だと判断できます。
すると、この文にセリフの鉤括弧をつけると
人のもとに「かうてなむまかる。憂きことなど慰みやする」といへりければ

となります。係り承けは、「」の中の語は「」の中同士で、「」の外の語は外同士で係り承けします。
(例 私は「彼は寝た」と言った。 この場合、「私は」に対応するのは「言った」で「彼は」に対応するのは「寝た」ですね)

だから今回の文だと「人のもとに」に対応するのは、「いへりければ」になります。
拙い説明ですみません。

げすと

理解できました!
省略されている()があるということですか?
ありがとうございます

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