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高校生
解決済み

平家物語です。画像汚くてすみません💦
傍線部(8)の解説を読んでいて、
係助詞「や」では結びの語「言ふ」が省略されているとのことですが、どこから「言ふ」が省略されていると分かるのでしょうか?
よろしくお願いします

がたり JOBS EXXX FREK 平家物語 間投助詞 * 主上恋慕の御思ひにしづませおはします。 申しなぐさめまゐらせんとて、中宮の御方 こがう より、小督殿と申す女房をまゐらせらる。 この女房は、桜町の中納言重教の卿の御娘、 宮中一の美人、琴の上手にておはしける。冷泉大納言隆房卿いまだ少将なりし時、 みそ めたりし女房なり。 少将はじめは歌を詠み、文をつくし、恋ひかなしみたまへども、な びく気色もなかりしがさすが情けによわる心にや、遂にはなびきたまひけり。されど も今は君に召されまゐらせてせんかたもなく、かなしさに、あかぬ別れの涙には補しほ つぼね へん みす ことば たれてほしあへず少将よそながらも小督殿見たてまつることもやと、常は参内せられ けり。おはしける局の辺、御簾のあたりを、 あなたこなたへ行き通りたたずみありき たまへども、小督殿、「われ君に召されんうへは、少将いかに言ふとも、詞をも交はし、 文を見るべきにもあらずとてつての情けをだにもかけられず。 少将もしやと一首の。 歌を詠うで、小督殿のおはしける御簾の内へ投げ入れたる。 しほがま 思ひかね心はそらにみちのくの千賀の塩釜近きがひなし 水しやうとう 小督殿、やがて返事もせばやと思はれけめども、君の御ため御うしろめたうや思はれけ ん、手にだに取っても見たまはず。上童に取らせて坪のうちへぞ投げ出だす。少将情 けなう恨めしけれども、人もこそ見れとそらおそろしう思はれければ、急ぎこれを取り て、ふところに入れてぞ出でられける。なほ立ちかへつて、 たまづさを今は手にだに取らじとやさこそ心に思ひ捨つとも 今はこの世にあひ見んこともかたければ、生きてものを思はんより、死なんとのみぞ 願はれける。 しげのり *主上…高倉天皇。 *中宮…高倉天皇の妃のちの建礼門院。 *桜町の中納言重教の卿・・・藤原成範。 *冷泉大納言隆房卿・・・藤原隆房。 *つての情け・・・人、 に情を通じること。 *千賀の塩釜・陸奥の歌枕。 物語 TULK EX EX ** れいぜいの or (Hweet 2
つけにくいが、この歌には一枚 正解は②。序詞を現代語訳する時 れていないので、消去法でも正解を選べス 問六構図 登場人物の心情の対比を把握する 少将(=隆房卿)と小督殿の手紙のやりとりを整理する。 少将は歌を詠んで、 小督殿のいる御簾の中に投げ入れるが、 主上に気がねした小督殿は手にさえ取 らず、傍らに仕える少女に与えて、中庭に捨ててしまう。上段は「御簾の内」、 下段は「坪のうち」が正解。 問七イ 文法 副助詞の用法を正確に把握する 「たまづさ」は注より「手紙」の意。「だに」は副助詞。ここでは類推を表す。 「じ」は打消意志の助動詞。 「….ないつもりだ」と訳す。「や」は係助詞で疑問 の意。ここでは係り結びの結びの語「言ふ」が省略されている。以上をつなげ ると、「手紙を今は手にさえ取らないつもりだと言うのですか」。 回 主題 登場人物の心情を読み取り主題をとらえる 記述問題解答へのプロセス 1設問分析 和歌の余情に込められた詠み手の心情を説明することを求めている。 1 1 1 T 1 1 1

回答

✨ ベストアンサー ✨

見た感じ、係助詞「や」で関係する文が切れている。
普通は動詞が来るのに無いから🙇

涼月

たしかに「とや」で終わってると不自然なので「言ふ」を付け加えると1つの文章になりますね
分かりやすい解説ありがとうございます✨

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