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模範解答の場合分けは、b が数直線上のどこに入るかで場合分けしています(画像参照)。
なお、模範解答以外の解き方として、①の式に着目し、t<-1, t=-1, -1<t<0, 0<t<1, t=1, t>1 のように t の位置で場合分けする方法もあります。
これらの t の条件から a, b の条件を求めても、模範解答の場合分け条件と一致するため、このような考え方も覚えておくと役に立つと思います。
一般に場合分けするときは、全てのケースを網羅する必要があるため、-1<t<1 の範囲も網羅する必要があります。質問は、なぜ -1<t<1 を -1<t<0, 0<t<1, t=0 の3つに分けるのかでしょうか。
t=0 は①の分母が 0 であるため、特別の場合として扱います。-1<t<0 は ①=(正)*(負)/(負)=(正) となる一方、 0<t<1 は ①=(正)*(負)/(正)=(負) となります。①の正負と log a b, log b a の大小は対応しているため、この2つの範囲を分けて考えます。
発展的な話をすると、y=(x+1)(x-1)/x という関数のグラフは画像のようになります(微分でグラフの概形を求めても、xを少しずつずらしながらyを求めてもよい)。このグラフを見ると、yの正負が入れ替わるのが、x=-1,0,1 であることが分かります。そのため、-1,0,1 との大小で場合分けするという発想が自然とでてきます。
詳しく説明していただきありがとうございます。
-1<t<0,0<t<1の場合分けはなぜ必要なのでしょうか🙇🏻♀️