変量の変換
データxi(平均値m,分散v,標準偏差δ)に対して、Xi=axi+bという変換により得られる変量Xiについて、平均値をM、分散をV、標準偏差をΔとすると
M=am+b V=a^2v Δ=√V=|a|δ
が成り立ちます。
ziについては上において、
a=1/s b=-m/s
とすれば求まります。
すなわち、一般的に言うと、
上の変量xiに対して、標準化した変量をZi(平均値M 分散V 標準偏差Δ )とすると、
Zi=axi+b=xi/δ-(m/δ)
より、
M=m/δ-m/δ=0
V=a^2v=v/δ^2=1(∵δ=√v⇔v=δ^2)
Δ=|a|δ=1/δ*δ=1
となります。
変量の変換公式は覚えてしまった方が楽です。
(数1Aでも導出可能だが、数B数列をやれば導出が楽になる。)
標準化は旧課程の統計と確率をやれば覚える羽目になります。(新課程にあるかどうかはちょっと分かりませんが。)