化学
高校生
解決済み

(2)の計算式が分からないです。電気量の計算の仕方は習っていないのですが、公式があるのですか?

4TH LAK • 173. アルミニウムの生成 融解した氷晶石に酸化アルミニウムを加え、両電極に 炭素を用いて電気分解すると、陰極でアルミニウムが析出する。 陽極では酸化物イオン が炭素電極と反応して二酸化炭素と一酸化炭素が発生し, 炭素電極が消耗する。 (1)陽極・陰極で起こる反応をそれぞれe を含むイオン反応式で表せ。陽極については, 一酸化炭素が発生する場合の反応式を表せ。 (2)この電気分解によって, アルミニウムが1.8kg 析出した。 この電気分解に要した電 気量は何Cか。 Hq O
173 (1) [陽極] C+ O² → CO + 2e- [陰極] A13+ + 3 e → A1 (2) 1.9×107C (1) 陽極では酸化物イオンO2 と炭素電極Cが反応する。 [陽極] C+O²→ CO + 2e¯ +2 +0 (2) [陰極] AP3+ + 3e → Al e-3mol が流れると All mol が析出するから, 流れた電気量は, 1.8×10gx3=1.93×10°C≒1.9×10°C 9.65×10°C/molx 27g/mol_ 析出した A1 の物質量 補足 イオン化傾向の特に大きい Li, K, Ca, Na, Mg, A1 の塩の水溶液 を電気分解すると,これらの金属のイオンはe を受け取りにくい ので, H2Oがe を受け取って H2が発生し, 金属の単体は析出し ない。 水溶液ではなく, これらの金属の塩化物, 酸化物, 水酸化物 などを融解し,炭素などを電極に用いて電気分解すると,陰極にこ れらの金属の単体が析出する。 この方法は溶融塩電解とよばれ, これらの金属の工業的製法として用いられている。なお,氷晶石 は Nas [AlF6] と表される物質で、 直接, 両電極の反応には関与しな いが, 氷晶石を融解し, それに酸化アルミニウム(融点 2054℃) を 少しずつ加えることにより, 1000℃以下で酸化アルミニウムを融 解することができるようになる(融解する温度を下げる役割をし ている)。

回答

疑問は解決しましたか?