せっかけい
② しげるくんは日南町の石霞渓と大山の登山道で,火成岩を観察し,岩石の色や組織の特徴を表のように
まとめた。
また,図書館で岩石について調べたところ, 石霞渓と大山の登山道で見た岩石は, それぞれに花こう岩,
安山岩とよばれる火成岩であることがわかった。 さらに火成岩の組織のちがいは, 火成岩のもとになるマ
グマの固まり方に関係していることを知り, 実験を行った。これについて, あとの問いに答えなさい。
( 鳥取県・改)
表
観察場所
日南町
石霞渓
大山
登山道
岩石の色や組織の特徴
全体的に白っぽく,肉眼で見分けられるくらいの大きさの鉱物のみが, 組み合わ
さるようになっていた。
全体的に灰色っぽく,肉眼で見える比較的大きな鉱物 (斑晶) , 肉眼ではわか
らないような細かい粒 (石基)に囲まれていた。
〔実験〕
操作1 約70℃の湯にミョウバンをとかし, 飽和水溶液をつくった。この飽
和水溶液を,あらかじめ約70℃の湯であたためておいたペトリ皿A,
Bに, 底面がすべてつかる程度まで注いだ。
操作2 ペトリ皿A,Bを( ① ) が入った水そうにつけた。 結晶が十数
個できたら、ペトリ皿Aはそのままにして, ペトリ皿B のみ, ( ② )
が入った水そうに移した。
図2
〔結果〕 ペトリ皿Aで見られる結晶は, 図1のように, 大きな結晶が寄せ集まっ
て, 花こう岩の組織のような状態となった。 ペトリ皿Bでは、図2のよ
うに,大きな結晶が小さな結晶に囲まれた安山岩の組織のような状態と
なった。
図 1
(1) 操作2の(①) と ( ② )にあてはまる語句の組み合わせとして, 最も適当なものを、次のア~
エの中から一つ選び, その記号を書きなさい。 ただし, 水そうの湯は,十分な量があり, 早く冷えないも
のとし,また, 水そうの湯や氷水は, ミョウバン水溶液に混ぜないものとする。
イ ① 氷水
80℃の湯
ア ① 氷水 ② 60℃の湯
ウ ① 60℃の湯 ② 氷水
エ ① 60℃の湯 ② 80℃の湯
(1)
ウ
ありがとうございました🙇♀️