化学
高校生
解決済み

エタノールの蒸発により水銀が6.0cm下がったことから何がわかるのですか?
なぜこのような式になるのでしょうか。

CLEARC 26. 飽和蒸気圧 1.01×10 Pa, 25°C の下で, 一端を閉じたガラス管 に水銀を満たし、水銀を入れた容器中で110cm 出して倒立させると,ガ ラス管内の水銀柱は高さ76.0cm で止まった。 このガラス管内に少量の エタノールを注入すると,エタノールはすべて蒸発してガラス管内の水銀 面は少し下がった。 さらにエタノールを追加すると水銀面はさらに下がっ たが,エタノールが蒸発しきらずに水銀面上にエタノールの液滴が残るよ うになると, 水銀柱は高さ70.0cmで一定になった。 (1) 最初の76.0cmの水銀柱の上の空間が真空とみなせるのはなぜか。 110 cm 76.0 cm x エタノールの液滴 〔銀の意気なはとても小さいから。 (2) 水銀柱の高さが70.0cm で一定になったとき、エピルはどういう状態か。 (気液平衡 (3) 25℃でのエタノールの飽和蒸気圧は何Paか。 [110 (05Pa〕 19,21 8.0×10² 70.0 cm
26 (1) 水銀の飽和蒸気圧がきわめて低いから。 (2) 気液平衡 (飽和状態) (3) 8.0×10 Pa (1) 水銀柱上部の空間には蒸発した水銀が存在するが, その量は少なく, 25℃で 0.25 Pa であるので、ふつ うの実験では水銀柱上部の空間には何も含まれてい ない (真空)と考えてよい。 (2) エタノールの液体が残っているので、液体はもうこ れ以上蒸発できない状態になっている (3) 大気圧が1.01 ×105Paのとき, その圧力で水銀柱が 76.0cm の高さに押し上げられているので, 高さ 76.0cmの水銀柱の重力による圧力が1.01×105 Pa にあたることになる。 エタノールの蒸発により水銀 柱が 6.0cm 下がったので, 高さ6.0cmの水銀柱の 重力による圧力をPa単位に換算すると, それがエ タノールの飽和蒸気圧になる。 (エタノールの蒸気圧 +水銀柱の圧力=大気圧 (101×10'Pa)) 1.01 × 10 Pax 6.0cm 76.0cm -≒8.0×10 Pa

回答

✨ ベストアンサー ✨

水銀柱上の空間には最初ほとんど真空でしたが、そこに入った気体のエタノールが水銀柱を押しのけるため6.0cm下がります。
この時、最初は水銀柱76cm分の圧力と大気圧が釣り合った状態だったのが水銀柱6cmをエタノールが押しのけたので、水銀柱70cm分の圧力+エタノールの飽和蒸気圧が大気圧と釣り合っています。
ここからエタノールの飽和蒸気圧は大気圧の6/76とわかります。

美沙

ありがとうございました!

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