化学
高校生

3、4、5番の解説をお願いします🙏🏻
どれかひとつだけでも構いません😖

論述 292 [硫酸・硝酸の工業的製法] 硫酸は, 石油から分離した硫黄を原料として,工 業的に製造されている。 硝酸は, アンモニアを原料として工業的に製造されている。 硫酸と硝酸の工業的製法について,次の各問いに答えよ。 原子量:H = 1.0, N = 14.0, 0 = 16.0, S =32.1 (1) 硫酸と硝酸の工業的製法の名称と,そのとき利用する触媒をそれぞれ答えよ。 16 (2) 硫黄から濃硫酸を製造する過程,アンモニアから硝酸を製造する過程を,それぞ れ100字程度で説明せよ。 (3) 硫黄32.1kgをすべて硫酸にすると, 98.1%の硫酸が何kg 得られるか。 (4) 60.0% 硝酸を1050g つくるのに必要なアンモニアは何gか。 ただし, アンモニア はすべて硝酸になるとする。 きく (5) 硝酸の製法で必要なアンモニアは、ハーバー・ボッシュ法によって, 窒素と水素 かから製造されている。 いま、窒素分子からアンモニアをつくるときの収率が70%, アンモニアから硝酸をつくるときの収率も70%とするとき, 28kgの窒素から60% の硝酸は何kg得られるか。
(1) 硫酸…接触法,酸化バナジウム (V) 硝酸・・・オストワルト法, 白金 (2) 硫酸・・・硫黄を燃焼させて二酸化硫黄をつくる。 これを, 酸化バナジウム (V) を触媒とし て空気中の酸素で酸化し, 三酸化硫黄にする。 これを濃硫酸に吸収させて発煙硫酸と | し,希硫酸で薄めて濃硫酸をつくる。 (92字) 硝酸・・・アンモニアを白金を触媒として空気中の酸素で酸化し、一酸化窒素をつくる。こ れを空気と混ぜると、酸素と反応して二酸化窒素になる。 これを水と反応させて硝酸 をつくる。 (79字) (4)170g (3) 100kg xujod 1/2 接触法 S xx (5) 1.0 × 102kg 燃焼 オストワルト法 NH3 98.1 100 SO2 32.1 x 10g_ 32.1g/mol 1050g × 空気 触媒 V205 O2 硫酸や硝酸は,上記のように反応させて製造する。こ のような場合,製造の量的関係の計算問題は, すべての 過程の化学反応式を知っていなくても解くことができ る。出発物質(原料)と最終産物 (製品)について 化学式 中の中心元素の原子の数から物質量の比を求め,計算す 酸化(白金触媒) ればよい。 (3) S → H2SO4 であるから,原料の硫黄と同じ物質 量の硫酸ができる。 硫黄32.1kg は, =1.00 x 10'mol 得られる 98.1 % 硫酸の質量をx〔g〕 とすると, H2SO4=98.1であるから, NO 98.1 g/mol × 1.00 × 103mol 10.0mol × 17.0g/mol=170g SO3 02 酸化 60.0 100 630 g 10.0mol HNO3 = 63.0より, 63.0g/mol したがって, アンモニアは10.0mol必要であり, NH3 = 17.0より, 2NO+O2→2NO2 3NO2 + H2O → 2HNO3 + NO H2O x = 1.00 × 105g = 100kg (4) NH3 → HNO3 であるから, 原料のアンモニアとON 同じ物質量の硝酸ができる。 60.0%硝酸1050g中に含まれるHNO3 は, = 630g 1 molのNH3 から1molのHNO3ができることの証明 4NH3 +502 → 4NO +6H2O H2SO4 NO2 H2O → HNO3 製造において中心になる 元素とは、反応の過程で付け 加わったり失われたりしない 元素で、硫酸の製法では硫 黄S. 硝酸の製法では窒素 N である。 化学・第4編
① + ② ×3 + ③ × 2 を計算すると, 4NH3 +802 → 4HNO3 +4H2O これを整理して, NH3 +202 → HNO3 + H2O したがって, 1molのNH3 から1molのHNO3 が生成する。 反応をたどってみた場合、 ③の反応で生成したNOが再び ② の反応を起こすため、最終的にはNH3 はすべてHNO3に なる。 (5) N2₂ → 2NH3 → 2HNO3 1molのN2 から2molのHNO3 ができる。 各過程で の収率がそれぞれ70%であり, 28kgの窒素の物質量 は 1.0×10mol であるから, これからできる 60% の 硝酸の質量をx 〔g〕 とすると, 60 100 x=102.9×10g ≒ 1.0 × 102kg xx = 1.0 × 10°mol × 2 x 70 70 × 100 100 W × 63 g/mol

回答

(3)1molの硫黄から1molの硫酸が作られる。
 今回は32.1kgの硫黄、すなわち32.1×10³gの硫黄を用意、すなわち、
 32.1×10³÷32.1=1.00×10³molの硫黄を用意したから、硫酸は1.00×10³molできるとわかる。
  ※硫黄のモル質量が32.1g/molであることを利用。
 すなわち、硫酸は1.00×10³×98.1=9.81×10⁴gできるとわかる。
  ※硫酸のモル質量が98.1g/molであることを利用。
 で、今回は硫酸は98.1%硫酸として得られるらしい。
 すなわち、接触法得られる硫酸の質量のうち、98.1%が硫酸の質量らしい。
   (接触法で得られる硫酸には不純物が含まれているということ)
 すなわち、接触法で得られる硫酸の質量をx[g]とすると、本当の硫酸の質量は、98.1%だから
  本当の硫酸の質量はx×0.981[g]と表せる。
 これが9.81×10⁴gなんだから、
   x×0.981[g]=9.81×10⁴
       x=9.81×10⁴÷0.981
        =1.00×10^5[g]
        =100kg

たこ焼き

無視ですか?

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?