Question

Clearnoteユーザー

化学の凝固点降下度の問題です。
印を付けたところなんですけど、どうして3倍になるか教えて下さい🙇‍♂️

例 水 100g にグルコース (分子量180) 5.40gを
溶かした水溶液(A液)の凝固点は、水の凝固点に
比べて 0.555K低かった。
A液と凝固点が等しい塩化カルシウム水溶液を
つくるには、 水 100gに対し、何gの塩化カルシ
ウム (式量111)を溶かせばよいか。 ただし、塩化
カルシウムはすべて電離するものとする。
解 凝固点が等しいということは,質量モル濃
度が等しいということである。 塩化カルシウム
はCaCl2 Ca²+ + 2C1のように、すべて
電離すると,粒子の数はもとの3倍になる。必要
な CaCl2 をx〔g〕とすると.
x[g]
111g/moj×3
0.100kg
5.40 g
180g/mol
0.100kg
x=1.11g

凝固点降下度

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

𝑅𝑒𝑠𝑖𝑑𝑢𝑒

塩化カルシウムが電解質であることに注目しましょう.
塩化カルシウムが1molあるとき
CaCl₂→Ca²⁺＋Cl⁻＋Cl⁻となるので、電離するイオンは3molです.なので3倍する必要があります.
例えば、塩化ナトリウム(1mol)の場合、
NaCl₂→Na⁺＋Cl⁻なので、電離するイオンは2molです.この場合は先程の理由で2倍します.

𝑅𝑒𝑠𝑖𝑑𝑢𝑒

冬になると道路に撒く凍結防止剤(塩化カルシウム)は、正にいい例です.
塩化カルシウムは電離するイオンが塩化ナトリウムや砂糖(これは電離しない)なんかよりも多く、凝固点降下の効果が大きくなるのでよく使われますね.

Clearnoteユーザー

回答ありがとうございます！
よく分かりました！！