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(4)写真2枚めの解いている計算をみると、NaOHaqのmolを計算して、硫酸と中和を考えているようですが、
ポイントは、(この硫酸は、最初アンモニアを吸収し、(NH4)2SO4となり、さらにNaOHと反応し、Na2SO4になりますが)これらの硫酸塩は沈殿せず、電離しているということです。だから、NaOHのこともNH3を吸収させたのも、(4)には不要ということです。
よって、Ba(OH)2を入れた後のBaSO4沈殿反応のことだけ考えます。
つまり、Ba2+ +SO4^2-➡️BaSO4より、二価同士だから、最後に沈殿したBaSO4のmolと反応したH2SO4のmolは等しい。これを計算式にします。
BaSO4mol=0.7g/(233g/mol)=3×10^-3mol
これと、50mLの硫酸から沈殿中和と考えて、濃度をcとすると、
c×50/1000=3×10^-3mol
=0.0600または6.00×10^-2mol/L(有効数字3桁)🙇
硫酸イオンはNaやNH3とは沈殿せず、最初から残っている。だから、バリウムと反応し硫酸バリウムになったmolと最初からある硫酸イオンのmolは等しくなるから。
電離しているものは、逆滴定で計算に入れないとダメだから……と考えると、NaOHやNH3とか考えるないといけないんだけど、その話は(5)以降の問題であり、(4)はBa2+:SO4^2-=1:1のモル比を計算するだけ。
(4)で求めた硫酸molを(5)の逆滴定計算で使うため、硫酸バリウム沈殿から硫酸molを計算させています🙇
写真二枚目で水酸化ナトリウムを2.5×10-3molと求めましたが、硫酸ナトリウムは電離しているため、硫酸のmolと2:1の関係ではないということですか?
硫酸ナトリウムは電離しているため、硫酸のmolと2:1の関係ではないということですか?
>硫酸ナトリウムが電離することとモル比2:1をごっちゃにしています。水酸化ナトリウムmolは2.5×10-3molでOK。水酸化ナトリウムは1価、硫酸は2価だから、2:1はOK。これだけではダメで、アンモニアを吸収させたmolも必要。
酸のモル=塩基のモルですが、それは(5)で使うのです。まず、NH3とNaOHが塩基で、H2SO4と反応した式を作ります。それは(5)であり、(4)では使わないのです。酸のモルが分からないからです。そこで、最後に水酸化バリウムを使い、これも中和なんです。だから、塩基が3つあるんです。NH3、NaOH、Ba(OH)2です。NaOHのモルは計算ででますが、NH3のモルが分からないから、(4)では計算できない。そこで、NH3とNaOHは中和反応して塩を作るのですが、硫酸のmolが分からない。だから、沈殿バリウムのmolを計算します。NH3、NaOHとは塩を作るが、その塩は電離しているから、硫酸イオンは最初からその溶液にあるmolだから、それとバリウムにより、硫酸molを求めるのが(4)です。何度もいましたが、説明が長くなりわかりづらくなっているかもしれません。
硫酸molを求めるための(4)であり、それには硫酸バリウムmolが必要ということ。
NaOHmolが計算できても、NH3と硫酸molが未知数だから、計算できない。そこで、沈殿しない硫酸イオン全部と反応するバリウムmolを考えています。
つたわるかなぁ……🙇
伝わりました!!ようやく理解できました!何度も丁寧にありがとうございます🙇♀️
よかった~ホッとしました。
ややこしいよね。この問題。
硫酸molをバリウムmolで求め、その硫酸molとアンモニア+NaOHmolの逆滴定というのは、結構ポピュラーな問題です🙇
なぜ電離しているものは考えずに、沈殿しているものだけを考えるのですか?