共有結合とは原子と原子が電子をお互いにシェアしている状態のことを言います。例えば、塩酸HClは、水素Hと塩素Clがお互いに電子をシェアしている結合をしています。
一方、分子間力は分子同士(例えばHClやCO2など)がお互いに力を及ぼし合っている状況のことを言います。例えばHClだと、HClとHClの分子の間にはお互いに引き合う力が働きます。これは、HCl分子の中で電子が少しだけかたよってしまい、そこで+や、−の電荷を帯びてしまうからです。(電子はHClの中でぐるぐると回っているはずですが、それがたまにちょこっとだけずれてしまう時があるのです。)この帯びてしまった電荷(瞬間的な極性)により、分子と分子が引き合います。
難しい話をしてしまいましたが、結局は、原子間に働く力が共有結合、分子間に働く力が分子間力なので全然違いますよ。
(少しややこしいですが、原子間に働く力は共有結合だけではないです)
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ちなみに、共有結合と分子間力どちらが強いかと言えば、断然共有結合です。
分子間力は瞬間的なものですから、力はとても弱いです。
このHClの分子間力の例えは少し危ないところがありました。(HClは極性分子なので、瞬間的な極性はあまり関係がないような。。。)H2Oなんかで置き換えてくれるといいです。