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「燃焼」とは、物質が酸素と(光や熱を出して)化合することです。
ですから、黒鉛の燃焼は、黒鉛が酸素と化合することですね。
化学反応式は
C(黒鉛)+O₂→CO₂
熱化学方程式は
C(黒鉛)+O₂=CO₂+Q[kJ/mol]
化学反応や状態変化が起こったときに熱量が生じます。黒鉛の燃焼熱は、黒鉛の燃焼だけが起こったときに生じる熱量です。
青の矢印で起こっている化学変化は、黒鉛の燃焼(つまり黒鉛と酸素の化合)だけが起こっています。したがって、黒鉛の燃焼熱にちょうど対応しています。ちなみに、液体の水も書かれていますが、水は液体のまま何も変化していないので熱量は生じません。
緑の矢印では、黒鉛だけでなく、水素も酸素と化合しているので、黒鉛の燃焼熱だけでなく、水素の燃焼熱も含まれてしまいます。
なるほど!ありがとうございます!!