気温20℃の時の飽和水蒸気量は表より17.3g/㎥、湿度62%の水蒸気量は、
17.3 × 0.62 = 10.726 ≒ 10.73
露点温度とは空気中の水蒸気が飽和するときの温度のこと。計算した水蒸気量で飽和するときの気温は、表より12℃です。
上記計算が示すのは、水蒸気量がわかれば露点温度も自ずとわかるという事。つまり露点温度が同じとは、水蒸気量が同じという事になるのです。しかし、正午と14時では気温が違い、気温の違いは飽和水蒸気量の違いになります。14時の気温が22℃、飽和水蒸気量が19.4g/㎥より、
10.7 ÷ 19.4 × 100 ≒ 55%
よって湿度は低くなるのです。
計算しなくとも、分数の分子の値を変えずに分母の値を変えると、元の値より少なくなるという事に気づけば答えられると思います。