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概ねそういうことです。「証明せよ」というのは、その時点では「正しいか間違っているか分からない」わけで、証明して初めて「正しいと認められた」ことになる、というのが一応便宜上のルールです。
また、p⇒qが真であることとpが真であることも区別が必要です。
p⇒q(今回なら、3<√14<4⇒9<14<16)が真であるというのは、pとqが共に真である以外に、pが偽のときは常に真であると定義されています。すなわち、pが真であるとは限りません。
とある先生の例え話をほぼそのまま引用することにすれば、p⇒qは、「テストで100点をとったらご褒美をあげる」というのが相当すると考えられますね。そして、これが真となるのは、
①テストで100点を取り、ご褒美を貰った時
②テストで100点を取れず、ご褒美を貰えなかった時
③テストで100点を取れなかったが、ご褒美を貰えた時
の全てです。この3つのどの場合でもp⇒qは真となっています。
しかし、pが真であることの主張は「テストで100点をとった」ことです。②や③の場合は、「テストで100点をとった」というpの主張はウソです。つまり、一般に[p⇒q]⇒pは恒真命題ではない(つまり、常に正しいとは限らない)のです。点線枠の中の主張は、この恒真でない構造を用いているので、アウトという考え方も出来るでしょう。
例がとてもわかりやすかったです!ありがとうございます!!