震源の深さ皿
海清型地震
K陸型地震
問8 Kさんは, 地震について, 次のような調査を行った。これらの調査とその結果について, あとの各
7(調査1)において, 初期微動継続時間についての説明として最も適するものを次の1~4の中あ
問いに答えなさい。
ら一つ選び,その番号を答えなさい。
1.震源からの距離が大きくなるほど,初期微動継続時間は長くなる。
2.震源からの距離が小さくなるほど,初期微動継続時間は長くなる。
3. 震源からの距離が変わっても,初期微動継続時間は変わらない。
4. 震源からの距離が同じでも、震度が変わると,初期微動継続時間も必ず変わる。
(調査1) ある地点で発生した地震について調べたところ, 観測点A~Cの震源からの距離, P波の
到着時刻,S波の到着時刻は表1のようであった。
表1
観測点震源からの距離 P波の到着時刻 S波の到着時刻
A
98km
22時32分04秒
22時32分18秒
(イ)(調査1)において, この地震の発生時刻は22時何分何秒か。
B
84km
22時32分02秒
22時32分14秒
(ウ) (調査2]において, 表2のT~Wにあてはまる語の組み合わせとして最も適するものを次の1~4
の中から一つ選び,その番号を答えなさい。
C
42km
22時31分56秒
22時32分02秒
1.T:海洋プレート
U:大陸プレート
V:沈降
W:隆起
2.T:海洋プレート
3. T:大陸プレート
4. T:大陸プレート
【調査2) 地震が起こるしくみについ
U:大陸ブレート
V:隆起
W:沈降
表2
て調べると,地震には大きく
地震発生前
地震発生後
わかったこと
U:海洋プレート
V:沈降
W:隆起
は内陸型地震と海沸型地震が
内大地に加わる力
U:海洋プレート
V:隆起
W:沈降
*内陸型地震は,大地に
力が加わり,断層が生
じることで起こる。
あり, それぞれのしくみをま
とめると,表2のようになっ
( 次の コは,[調査3〕についてのKさんと先生の会話である。文中の(あ ),( い)
海溝型地震は,
(T )が( U)の
下にしずみこみ。
v)した( U)
の先端部がもとにも
どろうとして急激に
(W )することで
起こる。
に最も適するものをそれぞれの選択肢の中から一つずつ選び, その番号を答えなさい。
大陸プレート
海洋プレート
た。
「図の領域F-Gにおける,断面での震源の分布はどのようになりますか。」
先生「震源をとして模式図に表すと,( あ)のようになりますよ。」
Kさん
Kさん
「なるほど。日本海側にいくほど,海溝型地震の震源は深くなっているんですね。」
一は海洋プレートの動き, 一は大陸プレートの動き,
点線はもとの位置を表している。
先生「そうですね。 では, 図の震源QとRでは, 震源が近くて,マグニチュードもほぼ同じ
ですが,地震のゆれは大きく異なっていました。 それはなぜだと思いますか。」
Kさん 「震源Rで発生した地震のほうが,( い)からだと思います。」
先生「正解です。」
[調査3) ある年の1か月間に日本付近で発生した地震
140
144*
のうち,マグニチュード2以上のものの震源の
o2
マ
あの選択肢
位置を地図上にまとめると, 図のようになった。
グo3
Q
1.
2.
3.
4.
ニ
「R
震源の深さによって印の濃さを変えて, 印が大
3上150
(km)
チ04
G
F
深 た
さ
(km)
200
きいものほどマグニチュードが大きいことを表
105|
ド
○6。
[km)
200
(km)
200
(km)
200
している。
.9% da
F300
いの選択肢
(「気象庁震源カタログ」より作成)
1.震源が深く,震度が大きかった
図
2.震源が深く,震度が小さかった
3. 震源が浅く,震度が大きかった
4.震源が浅く、 驚度が小さかった
(問題は, これで終わりです。)
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