28
基本例題33 確率の基本 (さいころ)
次の確率を求めよ。
(1) 2個のさいころを同時に投げるとき, 目の和が素数になる確率
(2) 3個のさいころを同時に投げるとき, 目の和が5になる確率
b.284 基本事項2
CHART
OLUTION
a
確率- 根元事象に分けて, Nとaを求める……
N
さいころはすべて 区別して考える。
Nの計算 目の出方は, (1) は 6°通り, (2) は6°通り (重複順列)。
(1) 素数 約数が1とその数自身だけである自然数(1は素数でない)。
右下のような 表を作り,目の和が素数となる出方の総数を調べるとよい。
(2) 3個のさいころの目の数をx, y, z とするとき, x+y+z=5 となる組
(x, y, z) が何通りあるのかを求める。
解答
(1) 2個のさいころを同時に投げるときの目の出方の総数は
和1|23|456
6°-36(通り)
1|2|3|4|5 6
2|3
7
45
6
7
8
目の和が素数 2, 3, 5, 7, 11 になる場合は,それぞれ
314|5|6|78|9
1, 2, 4, 6, 2通りあり, 合計して
8|9|10
4|56
56|7|8|91011
6|7|89|10|11|12
7
1+2+4+6+2=15 (通り)
5
15
よって,求める確率は
例えば,(1, 2) と(2, 1) は
別の出方とみる。
36
12
2) 3個のさいころを同時に投げるときの目の出方の総数は
6°通り
3個のさいころの目の数を, x, y, zとする。
x+y+z=5 となる組(x, y, z) は, 以下の6通りである。
1個のさいころ
inf.(2)
を3回投げるときの確率と
して考えても同じこと。
6
1
よって, 求める確率は
6°
a
N
36
PRACTICE … 33°
次の確率を求めよ。
(1 2個のさいころを同時に投げるとき, 目の和が10以上になる確率
(2) 大, 中, 小の3個のさいころを同時に投げるとき, 目の和が10になる確率
そうなんですね!ありがとうございます!