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3 石灰石と塩酸の反応
うすい塩酸に石灰石を加えたとき,石灰石の質量と発生する気体の質量と
の関係を調べるために,次の実験1~3を行った。
実験1 図1のように,うす 図1
い塩酸20cmを入れたビー
カーと,石灰石1.00gをの
せた薬包紙をいっしょに電
子てんびんにのせ,反応前
の質量を測定した。この石灰石1.00gを,ビーカーに入れたうすい塩酸に
加えたところ,石灰石は気体を発生しながら全部溶けた。気体の発生が完
全に終わったあと,図2のように,反応後の質量を電子てんびんで測定し
た。このとき,発生した気体の質量を求めたところ, 0.44gであった。
実験2 実験1と同じ手順で,石灰石の質 図 3
新潟く10点×5>
ヒント
(1)2 質量保存の法
図2
則…化学変化の前
ビーカー
ビーカー
後で,物質全体の
う
薬包紙
薬包紙
質量は変化しない
86
という法則。
[円
(2) 加える石灰石の
質量が3.00gにな
るまで,発生した
ん
気体の質量は,石
灰石の質量に比例
している。
(3) 図3より,うす
い塩酸20cmと過
不足なく反応する
発 2.00
生
し1.50
量を2.00g, 3.00g, 4.00g, 5.00g, 6.00g
に変えて、それぞれうすい塩酸と反応さ
せた。図3は,実験1,2の結果をグラ
フにしたものである。
実験3 実験1, 2で用いたうすい塩酸の濃度を2倍にした。この塩酸20cm
を用いて,実験1,2と同じ手順で実験を行った。
(1) 実験1について,次の問いに答えよ。
0 この実験で発生した気体は何か。その気体の化学式を書け。
体 1.00
の
質 0.50
石灰石は何gかを
0
0 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00
石灰石の質量(g)
求める。
次に、塩酸50cm
に石灰石9.00gを
加えると,どちら
の物質がすべて反
応するかを考えよ
う。
(4) 濃度が2倍にな
2 下線部分について,この実験で発生した気体の質量は, 電子てんびん
で測定した反応前の質量から, 反応後の質量を引くことにより, 求める
ことができる。その理由を,「質量保存の法則」という用語を用いて書け。
った塩酸20cmは,
実験1,2のうすい
塩酸40cmと置き
かえられる。この
塩酸には、石灰石
は何gまで反応す
るだろうか。
(2) 実験2について, 加えた石灰石の質量が3.00g以上のとき,発生した気
体の質量は一定であった。 この気体の質量は何gか。 [
3)実験1,2で用いたものと同じ濃度のうすい塩酸50cmに,石灰石9.00gを
加えて反応させたとき,発生する気体の質量は何gか。[
) 実験3について, 加えた石灰石の質量と発生した気体の質量の関係を表
したものとして、 最も適当なものを, 次のア~エから1つ選べ。 [
g」
g]
レベル
ア
300
生250
よ 200
気150
の100
ウ
3.00
エ
3.00
イ
3.00
発
年 250
拳 2.50
と 2.00
2.50
200
レ 2.00
1.50
気 1.50
体
の1.00
真050!
の 1.00
当 0.50
0.50
g)
g)
0 100 200 300 4.00 5.00 6.00
石灰石の質量(g)
°0 1.00 200 300 4.00 500 600
石灰石の質量(g
g
0 10 200 300 400 S00 600
石灰石の質量(g
*0 100 200 300 4,00 500 6,00
石灰石の質量(g)
電子てんび
発生した気体の質量)
反応後の溶液
L口KLロ
ウ 発生した気体の質量
つすい塩酸
×に
お返事が遅くなりすみません、分かりやすい解説をありがとうございます…!!!
本当に助かりました!!!