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火をともさざりければ〜尋ぬるに
の意味と参上しないとはどこに参上しないという意味なのか教えて頂きたいです🙇‍♀️

係助 サ四用 尊補· 用 接助 形ク·用格助 名格助 カ下二·用 接助 名/形ク 名 中納言 顕基卿は 中納言顕基卿は、 |後一条院 ときめかし 給ひ て、若く より 官位 につけ て 恨み なか 後一条院が重用なさって、 若い時から官位について不満はな 用 過·終 名 格助 ラ下二·用 謙補· 用 完·用 過·己 接助 係助名格助 ハ下二·未 消·終 格助 名 格助 り けり。帝 に おくれ 奉り に けれ ば、「忠臣 は二君 に 仕へ ず」とて、天台楊厳院 に かった 帝に先立たれ中し上げてしまったので、「忠実な臣下は二人の主人に仕えない」と言って、天台携厳院に ラ四·用 接助 名 サ四·用 完·用 過,終 名 ラ下ニ·用 尊補· 巳 完-·用 過·体 名 名 格助 サ四·未 消·用 過·巳 助 のぼり て、頭おろし て けり。帝 かくれ 給へり ける 夜、火 を 灯さ ざり けれ ば、「いか 帝がお亡くなりになった夜、 のぼって 出家してしまった。 火を灯さなかったので 「どう |ある者が 謙サ四:用 過·体接助 顕基は 格助 ナ下二·体 接助 に」と 尋ぬる に、主殿司、新主 の 御事 を 務む とて、参ら ぬ よし 申し ける に、出家 して」と尋ねると、 名 名 格助 名 格助 マ下ニ·終 格助 謙ラ四·未 消·体 名 参上しないということを申し上げたので、出家 三六に 主殿司が、新しい帝の用事を務めるといって 格助名 形ク·用 ラ四·用 完-用 過体 格助 係助 間助 の心強く なり に ける と か や の志が強くなったということだ。 つれこゆ

回答

✨ ベストアンサー ✨

帝がお亡くなりになった夜、(清涼殿〔天皇の日常の居所〕)に、火を灯さなかったので、「どうしてだ」と尋ねると、主殿司が新しい帝の用事を務めると言って、(清涼殿に)参上しないということを申し上げた……

帝がお亡くなりになった夜も清涼殿に火を灯すべきにも関わらず、主殿司が次の帝を優先させて清涼殿に参上しなかった。そのことを聞いて、次の帝に仕える気が失せ、より出家の志が強くなった。

というわけです。

なナナ🌸

ということは清涼殿ではないところでこの会話はされているって事ですね?

がう

「主殿司は参上しません」と言ったのは主殿司ではなく別の人です。おそらく清涼殿かその近くで話しているのだと思います。

なナナ🌸

えええそうなんですね!?てっきり主殿司が言っているのかと思っていました。どうしてそう分かるんですかね…💦主殿司、…申し上げたので、とあったのでそこが主述だと思ったのですが…

がう

文構造はそうですね。
自分も最初は主殿司が主語だと考えましたが、よくよく場面を考えると主殿司が主語だとおかしいことに気付きました。

新帝の用事を務めている主殿司は、必ず新帝の館にいるはずです。
ここでの主語が主殿司だとすると、中納言は新帝がいる館かその近辺で話をしていることになります。

忠臣である中納言が清涼殿を離れて新帝の館に行くはずがありません。
実際中納言は、清涼殿を離れて新帝の用事をしている主殿司に悪いイメージを持ったということが読み取れます。

つまり、清涼殿に火が灯っていない理由をわざわざ新帝の館かその近辺にいる主殿司のとこまで行って聞くのはおかしい、というわけです。

中納言は清涼殿にいる女官に理由を聞き、
「主殿司は新帝の用事をすると言って清涼殿には参上しません」
と女官が答えたと判断するのが自然だと思います。

なナナ🌸

おおお深いですね🧐凄いです納得しました!ありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️

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