理科
中学生

金属板が水溶液中の金属よりイオンになりやすかったとき、金属板が溶けだすんですよね?
それなのにダニエル電池はどうして亜鉛板が溶けだすんですか?

回答

まず、【イオン化傾向が大きい方が相手の物質に電子を与えて陽イオンになりやすい】という性質があります。

次にイオン化傾向についてです。
おそらく学校で、Na>Mg>Al>Zn>Fe>Cu>AgまたはLi>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>Cu>Hg>Ag>Pt>Auを習い、覚えるように言われていると思います。
言われていないなら、今のうちに覚えておけば高校で化学を選択した際、便利です。

ダニエル電池は亜鉛板と銅板を使います。
亜鉛はZn銅はCuです。

これを踏まえて先程のイオン化傾向の大きい順に並べたものを見てください。
亜鉛の方がイオン化傾向が大きいのが分かると思います。
イオン化傾向が大きい方が相手の物質に電子を与えて陽イオンになりやすい。という性質より、亜鉛坂は陽イオンになって水溶液中に溶けてしまいます。

これでよろしいでしょうか?質問があれば、どうぞ!長文失礼しました。

乃愛

すみません。付け加えです!
ダニエル電池は素焼きの板や、セロハンでしきられています。なので、亜鉛側の水溶液中イオンはZnイオンとSO4イオンしか存在しません。
しかし、Znイオンはセロハンや素焼きの板の隙間を通って銅側にいってしまいます。
そうなると、金属イオンは存在しないようなものです。
なので亜鉛坂が溶けちゃいます!

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