✨ 最佳解答 ✨
まずは、(1)~(5)のうち、助動詞「らむ」のみが使われている場合を探してみましょう。「らむ」は終止形接続なので、「ら」の上が終止形になっているものを選んでください。そうすると、(1)(4)(5)の3つに絞れます。
そして、推量の助動詞「らむ」の文法的意味は、次のように使い分けます。
①現在推量(今頃は~ているだろう)
→目の前にはない現在の事実について推量するもの
→つまり、目の前にないものを想像で補っている
②現在の原因推量((どうして)~ているのだろう)
→目の前にある現在の事実について、その原因や理由を持って推量するもの
→つまり、実際に目にして想像をしている
→「など」「なに」のような疑問の副詞などを伴うことが多い
③伝聞婉曲(~という、~そうだ、~ような)
→下に体言が来ることがよくある
このことから、
(4)には「など」があります。「どうして」という意味がある疑問の副詞です。よって、(4)は「現在の原因推量」なので、「イ」が答えです。
(5)は、「山吹の花は今頃咲いているのかなぁ、、」という想像です。実際に目の前に山吹があるわけではないです。よって、現在推量の「ア」
(1)は、「らむ」の下に「こと」を補ってみてください。
雑に訳をすると、「中国で大げさな名前のついた鳥が、選んでこの木に止まっているというのは、格別である。」となります。訳から「という」を消しても、意味が通じるので、伝聞・婉曲で良いと思います。また、「鳳凰が桐の木に止まっている」という話は、実際に見たのではなく、人から聞いたと考える方が自然かもしれません。
続いて、選択肢の「エ」「オ」ですが、
「エ」の選択肢は婉曲です。「~ような」と訳せる方を探してみましょう。すると、(3)では「心にかかるような事」と自然に訳せます。よって(3)は「エ」です。
(2)は後回しで良いです。
ちなみにこの和歌は、
心あてに折らばや折らむ / 初霜の~
上のように分かれています。
訳をしてみるとわかりやすいですが、
「心の中で見当をつけて、折るならば折ってみようか。」
という、「~しよう」という意志が含まれます。
和歌を区切る場所を間違えて婉曲で訳すと、
「折るならば折るような初霜の」というよく分からない訳ができあがってしまいます。
自分が考えるのはこれくらいですかね(字数制限
とてもわかりやすかったです!!
本当にありがとうございます😭
解説がありえないくらい分かりにくいので、分からない部分があれば補足しますごめんなさい!