✨ 最佳解答 ✨
「に」は断定の助動詞「なり」の連用形です。
ついでに覚えておくと良いのが、
「にかあらむ」
「にかありけむ」
「にやあらむ」
「にやありけむ」
の4つです。
このようになった場合の「に」は、全て断定の「なり」の連用形です。
今回の文章は、「にかあらむ」「にかありけむ」のどちらかが使われていますね。
「か」が疑問反語の係助詞で、結びは、「む」または「けむ」です。(どちらも連体形です。)
「か」の下の「あらむ」「ありけむ」は今回は省略されています。係り結びの結びである「む」(推量)「けむ」(過去推量)が省略されているので、「結びの省略」と言われます。
誰が定めておりますでしょうか、いや、誰も定めてはおりません。
みたいな訳ができると思います。