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整関数です
整関数とは変数xを四則計算したものです。
（＋を繰り返せば定数倍、×を繰り返せば定数乗なので、これらも四則計算に含まれます。）
一方、指数関数は指数に変数が含まれるものです。
これはxの四則計算では表せないので、整関数とは区別されます。
例えば、2のx乗などは指数関数です
係数が1の項を定数倍すれば表せるので、整関数です。また、’整’関数というものの、係数が整数である必要はなく、f(x)=√π x なども√πは定数なので、整関数です。
ちなみに、関数とはある値とある値を結びつける<関係>のことです。なので、f(x)=~やy=~と書いて初めて関数と言えます。
2x+1とか、それ自身は関数ではなく整式(一つの項のときは単項式、二つ以上の項は多項式といって、それらをまとめたものが整式です)と言います。
つまり、整関数とは整式で表される関数、と一言で言えます。
整式:2x+1, 5, x^2...
整関数:y=2x+1, y=5, f(x)=x^2 ...
補足で、四則計算によるものはすべて整関数と書きましたが、割り算は含まれません。
分数の形で表される関数は分数関数と呼ばれます。
例えば、f(x)=x/(x^2-1)
そして、整関数と分数関数を合わせて、有理関数と言います。
整数、分数、有理数、と対応付けて考えてください。
さらに最後に補足しますが、
高校数学における整関数とは整式で表される関数ですが、大学以上の数学では「整関数」は別の意味で使われます。（複素解析における正則関数）
高校数学というのは厳密性に欠けるものが多く、言葉の意味も曖昧なものも多いです。なので、厳密に考える必要は余りないかもしれません。
ありがとうございます。文字の係数が1いがいのものは正関数と考えて大丈夫ですか？