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Δt=Km
この式に見覚えはありますでしょうか。
Δtは沸点上昇度、もしくは凝固点降下度を表します。
Kは定数なのでどんな種類の溶液でも変化しません。mが質量モル濃度です。
今、塩化カリウム水溶液、グルコース水溶液が共に0.1mol/kg(質量モル濃度)になってます。
電解質は水に溶けるとイオンになります。
イオンを()で囲んで合わすとして
KCl→(Cl -)+ (K+)
KCl(1つ)がK+とCl -(2つ)になります。
なので、Δt=Kmを計算するとき塩化カリウムの場合はΔt=Km×2
となり、Δtがグルコース水溶液よりも2倍高いことが分かり、一番沸点が高いのが塩化カリウム水溶液となります。
ちなみに、塩化カルシウム水溶液だと
CaCl₂→(Ca2+ )+2(Cl -)
という風に、Ca2+が1つCl -が2つの計3つになりますので、Δt=Km×3
と3倍することになります。
理解出来ました!ありがとうございます