地理
高校生
解決済み

簡易軌道について教えてください!北海道開拓のレポートに必要ですが、わかんないとこもあるのでお願いします!

回答

✨ ベストアンサー ✨

参考程度だとしても、高等教育機関のレポートをこんなとこで聞いて書くというのはどうなんでしょうか?いま私の隣に高専の教員がいますが、「それはちょっと・・・」と苦笑いしています。せめて大学生のところで聞かれてはどうでしょうか?
石狩平野の泥炭地など、道路も整備されていないどうしようもない未開の地に内務省が先行して敷設した輸送手段ですよね。馬車鉄道。すみません、北海道のことは興味薄いので詳しいわけではありませんで、この程度しか分かりません。時刻表にも出ない路線図にも残らないようなものも多いのでむしろ教えて欲しいくらいです。

おっしゃる通りかもしれません。私も迂闊でありました。そうですね、大学生の方に聞けばよかったですね!私は簡易軌道(植民軌道)について、ある程度は調べました。ですが、それはあくまで鉄道工学の知識のある人間としてみた感覚です。しかし簡易軌道は軌道法や地方鉄道法にもよらない、道路のような何かであります。しかも、その路線の敷設は内務省(農林水産省)、管理は町村、所有は道有、国有、町村有、個人財産などがあり、決して鉄道への知識があるとはいえない管理体制でありましたね。というところから、鉄道への考えに肩入れし切れていない皆様に、簡易軌道についてどのようなことを考えられたのか、そういうことを聞きたかったわけであります。無論、提出用のものは、ほぼ完成しているような感じです。ちゃんと関連の資料や動画、それをまとめた動画なども、みた感じです。ですので、全てが全て解らないというわけではありません。この分野特に歴史系では、ある程度は理解し、調査もしております。ただし物理や数学系はなかなかそうも行かないところもありますが。

よって、今回は鉄道工学への知識や肩入れがない方に、どのような印象を持たれたのかを聞きたかっただけであります。

余談

たしかに高等教育機関ですね。しかし、高等教育機関であっても、1、2年生で習うのは高校の1-3年生の範囲です。ですので、あくまで高校生にも対象を広げた方がより大きい反響があるのではという期待もありました。御了承ください!加えて、高専の教員と仲が良いのは羨ましいですね。たしかにその高専の教員のおっしゃる通りかもしれません。が、ご存知ないかもしれませんが、高専は各校により、全く環境が異なることもご理解ください。(最も最近は、補助金の少なさで、建物の改修が進んでいないのが現状です。)

今回はありがとうございます!最後に、簡易軌道のことについて、調べてどのような印象を持たれましたか?その点もよろしくお願いします。

まさやん

 知り合いというか家族(妻)ですけどね。まさに1,2年生に歴史を教えてますな。
 「レポートはちゃんと図書館で書籍や学術論文を読んで書くこと」と妻も私もそんな指導をしてきましたが、このコロナ渦で学校も図書館も閉鎖される中、どんなふうに学生にレポートを課せられるか日々頭を悩ませています。専門的な研究ならいざ知らず、専門外の文献研究の精緻さを求めるよりもメディアリテラシーを高める教育効果を狙う方が今日的なのかなーなんて考える今日この頃・・・。とはいえ公的機関の発信する信用に足るウェブ情報のみに依拠しておもしろいレポートを書くというのにはチカラと工夫がいります。難しいところです。
 さて簡易軌道については、ご教示下さり大変興味を抱きました。「道路のような何か」と表現されているあたりが、文系研究者の心を揺さぶるところですね。「敷設は内務省(農林水産省)、管理は町村、所有は道有、国有、町村有、個人財産など」というのが面白い。前近代と近代との相剋が感じられます。今日では、人びとの求める要望に対してどの部局がどの法的枠組みで対処できるかという視点で行政は動いていますから、敷設、管理、所有に関して一貫して担当できる部局が必要な財源と人員と法的枠組みが既に用意されている範囲の中で対処して、この範囲を超えた施策は基本的に着手しません。ところが前近代社会では、法の統治に併行して人の統治が存在していますから、支配層に「必要だ」と判断する人物があれば法の枠組みを超えて実現する行政もあるわけです。社会契約説的に人民と政府との関係を顧みた時に、国民の必要とする行政は何としても実現するのが国家だ、それを阻む法体系ならば作り直してでもやらねばならぬとすれば、不平等性や汚職の危険性についての問題克服が担保できさえすれば「法の支配」と「人の支配」の併存という時代はある種、痒いところに手の届く行政なのかも知れないと再評価したくなります。もちろん「法の支配」というのは例外を許した時点で崩壊していると捉えなければなりません。時と場合によれば「人の支配」を認めるというのは、近代法ではありえないことです。ですが、少なくとも縦割りを超えてさまざまな機関や個人が協力分担し合って必要な施策を進めていくには、既存の「法」の支配が最善ではない。近年、既存部署の枠組みを超えた施策を企画立案する市町村長公室が積極的に行動する自治体も出てきましたが、首長には市町村の枠組みを超えて都道府県や国に施策を分担させる権限はありえませんし、逆に国家や都道府県が立案して市町村に一部請け負わせるような施策は地方自治の精神に反する危険な方向性です。日本維新の会~おおさか維新の会などはそうした部分に新しい答えを提示しているのは確かですが、彼らは基本的に人類の歩んだ歴史・経験を顧みる思考を持たないので「法の支配」の大切さを理解していません。簡易軌道の存在は、日本の近代化途上という時代性と遠方植民地行政という空間性の両面において近代と前近代がせめぎ合っている「現場」だったと思うのです。その興味深さとともに、近代行政の次のステージについて考えさせられる話題だなと思いました。いま私は地理教師を仮卒業して日本史教師として修業中ですので、イイ授業ネタかもとヒントを頂いたように受け止めています。

ありがとうございます‼️‼️読ましていただきとても感心を寄せました!私には法の仕組みは表面しか見えておりませんでしたが、深く読み取ると、そのような奥深い一面も見ることができるのですね!!実は私がこの題材に簡易軌道を用いたのも、まさやんさんと同じくあの言葉でした。最初は何気なく動画を視聴しておりましたが、この動画の製作者さんが作られた動画にはこのような歴史的でかつ、数々の参考文献を紐解いて、自分の目線などを織り込んで、とても興味を沸くストーリーに仕上げておられたからです。最後にそのリンクを掲載させていただきますが、私の高専は今オンライン授業でとても忙しいようです。我々も学生として頑張っていますが、お互い離れたところにいる以上、お互いの求める要望をうまく組み込めていない気がして止みません。学生として教員の皆さんの忙しさは身に染みて感じているところです。本当に頑張っていただきたいと思っております。今回は本当にありがとうございます!頑張って歴史の過程を修めてくださいね!またお時間が有ればよろしくお願いします!

https://www.meihokkaido.com/entry/2020/02/27/180000

おそらくこちらから入れると思います。とてもマニアックですが、何かを感じるかもしれません。お時間がある時にご視聴ください。ちなみに私はYouTubeで拝聴しております。では、失礼します。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?