地の文(かぎかっこの中以外)は全て作者からの敬意となります。
かぎかっこの場合は、そのセリフを発してる人からの敬意です。
また、尊敬語なら動作をする人への敬意(ここは質問者さんの解釈であってます)、謙譲語なら動作を受ける対象への敬意、丁寧語なら話し相手への敬意となります。
①A 藤壺が主語なので「作者→藤壺」
②『かがやく日の宮と(世間の人々が)申し上げる』なのでB
かがやく日の宮と言われる対象は藤壺なので「作者→藤壺」
③C 候ふはここではありの丁寧語です。丁寧語なので話者から話し相手への敬意となります。かぎかっこの中の言葉であることに気をつけると「孝標女→仏」
とりあえずここまでやってみたので、他の問題もこの要領でやってみてください。
わからなければもう一度返信していただければ答えます。
あともう1つ質問なんですけど 「多く候ふなる」という文で ありの謙譲語と見極めるにはどうすれば良いですか?本動詞⇒元の動詞の形があり、をり⇒丁寧語(あります、います、おります)と思いますが元の動詞の形があり、をり の意味が分かりません。どうやって、
補助動詞の場合→絶対に「丁寧語」
本動詞の場合→文脈で判断して、元の動詞の形が<あり・をり>の場合は「丁寧語」、
<仕ふ>の場合は「謙譲語」
この3パターンの中から見極めたのか教えて欲しいです。文章下手ですみません
あと「物語の多く候ふなる」 の訳を教えて欲しいです
敬語の種類は全てあってます。
もう一度言いますが、ポイントは地の文なら作者からの敬意、セリフなら話者からの敬意です。
「誰からの敬意か」というのは、誰の動作がどうこうというのは関係なく、機械的に判別できます。
動作をする、というのは敬語がくっついた動詞自体が指す動作のことなので、④の考え方は間違っています。
④なら「見せる」のは仏、⑤なら「ならふ」のは夕顔ですよね?
④はまだ孝標女のセリフです。孝標女が「見せる」という動作をする仏を敬っています。
⑤は合ってます。
⑥は地の文なので作者からの敬意です。
尊敬語なので「のたまふ=おっしゃる」人に対して敬意を表しています。「源氏ガ」と書いてあるので、「のたまふ」の動作をしたのは源氏です。
よって作者から光源氏への敬意となります。
おそらく主語とそれに対応する動詞の把握ができてないので、そこを意識するようにしてみてください🙆♀️
まず補助動詞の場合は直前に動詞がきて、基本はそれに敬意の意味を添えるだけなので、文の形から判断できます。
あとは単純に文脈判断ですが、今回の場合「物語の多くさぶらふなる」の主語は“物語”なので「物語が仕え申し上げる」という訳は消去法で消せます。
訳は「物語が多くございます(あります)そうですが」です。
続きやったのですがこれは間違ってるでしょうか??給へ と のたまふ は尊敬語だと考えてAと答えたのですが イマイチだれからだれへの敬意が分かりません。④尊敬語は動作をする人への敬意だから… 孝標女(話してる。動作をしている)⇒仏(聞いている。動作を受けている)という解釈で合ってますか??⑤⑥はどちらも尊敬語なので同じ回答になったのですが合っていますでしょうか??