現代文
高校生

夏目漱石「こころ」のKが自殺を回避する物語は不可能だったのでしょうか?
是非、たくさんの意見を頂きたいです。

現代文 こころ 夏目漱石

回答

5日前になっていますが、私も授業でやったのでよろしければ参考になさって下さい……。

①Kは自殺する
1番身近な存在で慕っていた先生(私)にずっと前からお嬢さんの事を相談していたのにも関わらず婚約という形で取られてしまう。ある日を境にKはなかなか寝付けなくなっていて、先生はそれに少し気がついていた。結果的に先生はKに本音を打ち明け色々と耐えられなくなったKは自殺した。

②Kは自殺しない
・Kが先生にお嬢さんへの気持ちを打ち明けたのと同じで先生も打ち明けていればお互いのすれ違いはなかったし死ななかった。
→しかし、ライバルとなり結果が伴わなかった場合は自殺していたかもしれない

・私がKに打上げずに黙って応援してお嬢さんとうまく行くようにすれば死ななかった。
→しかし、Kは親しい仲と言うこともあるが感が鋭く探究心もあるので怪しいと思い探っていくにつれ真実を知って病むか、考え過ぎて自分の柄ではない事をしているとして病むかで結局自殺するかもしれない

みたいな感じではないでしょうか…。
よく考えてみると自殺しないと考えても結局自殺という展開に持っていけるということは…と考えるとやはり初めから自殺の道しかKには無かったのかもしれませんね…

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