回答

✨ ベストアンサー ✨

細胞膜には、ナトリウムポンプがあって、これの能動輸送という働きにより、Na+は細胞外に、K+は細胞内に集められます。だから一般的に細胞内外でNa+やK+の濃度差を比較すると、Na+は細胞外の方が高く、K+は細胞内の方が高いです。よく赤血球の内外で比較した図で紹介されます。
ただ、神経細胞の細胞膜では、そのナトリウムポンプの働きに加えて、カリウムチャネルが開きっぱなしである状況が生じています。カリウムチャネルはK+だけを通す孔であり、これによりせっかくナトリウムポンプによって細胞内に集められたK+が細胞外に出ていってしまいます。
つまり、神経細胞では、Na+はナトリウムポンプにより細胞外に集められ、K+はカリウムチャネルが空いている事で、細胞内外がほぼ同じ濃度になってしまいます。
(3)は、神経細胞の細胞膜の外側が内側に対して正(+)か、負(-)かという問いですが、単純に+のイオンが細胞内外でどっちが多いかを考えれば良いです。K+は細胞内外でほぼ同じ、Na+は細胞外の方が多いので、結論として細胞膜の外側が内側に対して正(+)となります。

k

とっても分かりやすかったです!
ありがとうございました!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?