回答

✨ ベストアンサー ✨

「GとHがわからない」とのことなので、Fが捨象であることはわかったという前提で回答させていただきます。

まず、今回の文をとても簡潔に要約すると、だいたい

「今までの大学で学生たちに求められていたのは自分というものは考えずに、専門分野に関する知識を得て、課題に模範回答を出す、というものだった。」

というようなかんじでしょう。

ここで、Gの選択肢をみてみます。「分析」か「抽出」のどちらかです。その前に「純粋に」という言葉があるので、日本語として組み合わせが良さそうなのは「抽出」であるような気がしますが、「分析」も別におかしくないような気がします。
そこで、次にいって、Hの選択肢をみてみます。「必然性」と「普遍性」ですね。ここが答えの決め手となります。

今までの大学は「自分自身というものを捨象しろ」というものだったはず。

個人を捨て去った先には何がありますか?そうです。全体、あるいは全てが同質なもの と呼ぶこともできると思います。まさにただ一つの素晴らしい回答、「模範解答」なわけです。

全体てか同質、模範解答 という言葉に合致しているのは「必然性」より「普遍性」のほうが妥当でしょう。よって、空欄Hには「普遍性」が入ります。

すると、自ずと答えは⑤になってくると思います。

ま ゆ

ありがとうございます!!

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回答

上記の丁寧な解説通りなので、本当に蛇足ではありますが、
分析と抽出について

問題文の主張についての補助的なものが、すぐ次の文章です。
「世界を主観から切り離し、対象化することによって知識を得ようとする物質科学の方法論」
主観から「切り離し」対象化する、という作業は、客観的に物事を「抽出」しているといえそうです。
また「分析」する作業は、結果から推論を自分の頭で考えて導くわけで「自分を無に」した状態ではないようにも思われます。

そのように、物事を無作為に「抽出」したものから得られるのは、そこに共通する何か、つまり普遍的なものであり、模範的な答えであって、
原因と結果を「分析」して、その必然性を求める類いのものではないのです。

ということで、
筆者は「大事な事だからもう一回説明するね♥」ということをやりがちなので、そこをうまく抽出するといいと思います🤗

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