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フランスの政治制度のことを言っているものとしてお話します。
大統領制とはその名の通り選挙で選ばれた大統領に強い権限を与える制度で、アメリカなどが典型例です。大統領と議会はある程度分離しており、お互いに不信任権や解散権を有しておらず、立法などは議会が行いますが大統領には拒否権があります。
議院内閣制はイギリスや日本で典型としてみられてるもので、行政府＝内閣は議会に対して責任を負う形をとるため、不信任権が認められています。その代わり、両者の均衡を保つために内閣には下院（衆議院）の解散権が認められます。
半大統領制のもとでは、議会の解散権を有しているのは内閣ではなく大統領だというところがポイントです。
半大統領制とは、大統領制と議院内閣制を組み合わせた政治システムです。
特徴としては大統領と内閣が並存することで、大統領の任命する首相のもと内閣が組織され、それは議会に対して責任を負います。
すなわち、不信任権や議会の解散権が存在する大統領制というわけです。