✨ ベストアンサー ✨
どちらともフェノールの合成ですね。
これは暗記なので覚えておきましょう。
(1)この反応はクメン法といいます。製法とともに覚えておきましょう!
では初めから説明します。初め、プロペンとフェノールで付加反応が起こることによりクメンが生成します。このクメンを酸化するとCOOHの構造を持つクメンヒドロペルオキシドという物質が生成します。この時COOHの構造はカルボキシル基(カルボキシル基)ではないので注意してください。これを濃硫酸で分解することによってフェノールとアセトンが生成します。このクメン法はフェノールの工業的製法であるのと同時に、アセトンの工業的製法であるという事を覚えておきましょう!← 重要❗️
(2)この反応は初めにスルホン化をしていくパターンのフェノールの工業的製法です。初めにベンゼンをスルホン化するとこにより、ベンゼンスルホン酸となります。これに水酸化ナトリウム水溶液を加えると中和し、ベンスルホン酸ナトリウムとなります。
次が重要なんですが、ここでアルカリ融解をしていきます。そして水酸化ナトリウムなどを加え高温で加熱することによってナトリウムフェノキシドが生成されます。(アルカリ融解については調べて!)これを酸で中和すればフェノールの完成です。
最後に現在ではフェノールの工業的製法は100%クメン法です。スルホン化の方では、アルカリ融解する時に膨大なエネルギーを要するというのが理由なんだろうけども。
わからないところとかがあったら聞いてください!
わかりやすい説明ありがとうございます!!!