古文
高校生
解決済み

すまひ しか ば こそ あれ、のどこに仮定の意味が含まれるのか教えていただけませんか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

未然形+「ば」が仮定条件というものになります。
已然形+「ば」だと確定条件というものになります。

今回は助動詞「き」已然形+「ば」なので、仮定条件にはなりません。

hmhm

回答ありがとうございます、しかし解答は⑤になっています、

ももすけ

これは仮定に見せかけたダミーです。

そもそも仮定とは未然形+「ば」からわかるように、まだ『未然』のことなのです。
逆に、確定条件は既に起きたことを前提にしています。
また、逆接の「ども」は過去に対して「〜したがしかし」となります。ここから対象が過去のことなのがわかります。

ここで素直に傍線部訳してみると、
「抵抗したので出家していません」※「こそあれ」は文脈に合うように訳します。
つまり、「抵抗する気があるなら法師にはさせないよ」と“法師にしようと思っていた人”は思っていたわけです。なので、⑤になります。

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まったく別の方向から選択肢を削るとすると、「すまふ」という動詞の意味が「抵抗する」なので、どう考えても①②④は考えられません。残るは③か⑤です。
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③は?③も同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、③は「〜しまった」という部分が違います。
已然形に「ばこそ」が続く場合、確定条件の強調にはなりますがそのような訳になるような意味はありません。仮に③のようになるなら、「すまひにしかこそあれ。」など完了の助動詞が入るはずです。

長文な上にわかりにくいかもしれないので、わかりにくかったらまた聞いてください(^-^;

hmhm

だいたい、納得できたと思います、条件の文と仮定の文の違いということですね。丁寧に教えてくれてありがとうございました。

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