古文
高校生

なぜこのぬるの下の「に」は助動詞「ぬ」じゃないってわかるんですか?下に「、」があるから「ぬ」の連用形じゃないんですか

回答

助動詞の「ぬ」は動詞の連用形にくっつきます。

そこで、「に」がくっついている「ぬる」をみると、連体形であることがわかります。

ということは、「に」は助動詞の「ぬ」ではありません。

さらに、「ぬる」は助動詞で、助動詞に助動詞がくっつくことは普通あり得ません。

(動詞にくっついて、意味を加えて動詞を助ける役割をするので「助動詞」というと考えれば良いと思います。)

これらのことから、「に」は助動詞ではなく、接続詞だと考えられます。下に「、」があるから接続詞というわけではありませんが、接続詞は文と文を接続する語なので、実際下に「、」がつくことは多いと思います。

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まず、そうだとしたら「ぬる」も「に」も同じ助動詞「ぬ」なので連続的にくっつくことはないかなと思います。そして、活用表を覚えていれば「ぬる」というのは連体形なのはわかりますよね。「に」は連用形なのもわかりますよね。もし、助動詞「ぬ」の「に」でしたら、これは連用形ですので、うえの文字は連用形じゃないといけないんですよね。しかし、上は「ぬる」という連体形なので繋げることができないのです。ちなみに、「ぬ」は連用形接続でどちらも上が連用形の動詞などに繋げることができますが、助動詞同士を繋げる場合は連用形接続というのは意味がないんです。この場合の「に」は、下に点があり、上は連体形のものがいるので接続助詞の「に」というように識別ができます。

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