✨ ベストアンサー ✨
シクロアルキンはエネルギーが大きく、環ひずみを起こすため不安定です。なので、合成する場合、反応中間体となる場合が多いです。
通常アルケンはトランス異性体がシス異性体よりも安定な構造をとりますが、シクロアルケンはこの一般則に当てはまりません。つまり、シクロアルケンは、トランス型の方がシス型よりも不安定な構造となり、高度にねじれた構造をもっていることになります。
従って、あまりにも不安定な構造物であるため、高校範囲では扱いにくいので、この参考書には取り上げられていないのだと思います。
シクロペンテンとシクロヘキセンは安定なので、出題するならこの2つくらいしか出ない気がしますね…、出題するならば、これらに付加反応を起こして生成物は何かと問うくらいかなあ。
詳しくありがとうございます!
色々教えてくださって助かりました!