理科
中学生

化学式の数字についてです。
大きな数字(係数)と、元素記号の後につく小さな数字の違いがわかりません。
例えば、2HとH2(本来は小さな2)の2の違いがわかりません。
H2というのが水素分子ひとつということを表すと聞いたのですが、だとしたらH3というのは何を表しているんですか?
回答待っています。

回答

まず、炭素や金属などを除いて、だいたいの原子はそのまま空気中に存在できません。よって、結び付くことで分子として存在します。
H原子は2つ結び付くことで水素分子を形成します。これはH2です。その原子が何個結び付くことで分子ができるのかを表す数字だと考えてください。硫酸H2SO4であれば、水素(H)原子が2つ、硫黄(S)原子が1つ、酸素(O)原子が4つ結び付くことで硫酸分子が出来上がるということを表します。では、なんで水素分子ってH3やH100でもなくH2なのか、これは高校もしくは中学3年生でわかるでしょう。分子としてH3というものがあるとすれば、それはH原子3つでできていることを表すわけですが、実際ありえません。
そして、係数は何を表しているかというと分子の個数です。2H2SO4であれば、硫酸分子が2個あることを表します。この書き方は化学反応式で右辺と左辺の原子の数をそろえるために使います。あくまで化学式ではありません。

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